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ロロ「LOVE02」@アゴラ劇場

2012.02.14(23:19)

武道館武道館
(1993/09/22)
ボブ・ディラン

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 2月12日(日)

「セガガガ」のせいで起きられなくて、朝になにかの映画を見ることは断念しておとなしくアゴラ劇場までいってロロ「LOVE02」を見た。これはすばらしかったと思う。感動したかといわれれば感動はしていないけれど、なんというかしっかり笑えてしっかりおもしろかったと思う。シンプルでくだらなくてまったくむだにどたばたしていて、空虚のように見えてそのじつもほんとうに空虚で、また見たいなあと思った。八月役の森本華がかわいかったと思う。
 終わったあとは渋谷にもどってシネマヴェーラでマキノ雅弘「次郎長三國志 第5部 殴込み甲州路」を見た。甲州に殴りこみにいくために旅をはじめたとたんに寝てしまって起きたときには「終」の文字がでていたからなにが起きたのかまるきりわからなかった。ものすごいスピード感だったなあと思った。「悪名一番勝負」も見た。よくよく考えれば勝新太郎がでている映画を見るのは生まれてはじめてなような気がして、ということは生まれてはじめて勝新太郎の顔を見たということだった。かっこうよかったなあと思った。
 あいている時間にぼちぼちヴォネガット「タイムクエイク」を読んでいた。56章、57章で泣きそうになった。どうしてこのひとは世界をこんなにゆたかにあたたかく見ることができるんだろう。
 パルコまでいって、シネクイントで園子温「ヒミズ」を見た。今年見た映画でいちばんおもしろかった。21世紀最高傑作はたぶんいっぱいあるけれど「21世紀最高傑作じゃないか!」と思った。
 園子温の映画は暴力描写がひんぱんにあるけれど、それでもわたしはそれが特殊な場面、特殊な時間にかぎられているように思った。「愛のむきだし」でも「紀子の食卓」でもそうだったように思う。それらは暴力描写のために「語り」をいれ「物語」のなかにすっぽりとおさめこんでいた。けれど、「冷たい熱帯魚」から園子温は「語り」をやめてよりたんじゅんなやりかたで映画を撮ろうとしているように見える。そして、そのたんじゅんなあたりまえのなかで暴力描写というものがその世界にとって当然のように存在しているように見えたのがそらおそろしかった。「冷たい熱帯魚」は吹越満の転落が描かれていて、おなじように「ヒミズ」では染谷将太の転落が描かれているけれど、より「冷たい熱帯魚」のほうが物語的であるようにわたしには見えた。なにより「冷たい熱帯魚」はおっさんと熟女ばかりがでてきていて、わたしはおっさんと熟女ばかりがでてくる映画の99パーセントに興味がないのでほとんどどうでもいいものに見えた。吹越満がどうなろうとわたしには知ったことではなかった。「ヒミズ」の染谷将太と二階堂ふみにはわたしがえらいひとだったらノーベル平和賞でもあげたいくらいだった。二階堂ふみみたいなにんげんがスクリーンのなかで動いているということでわたしみたいなにんげんが世界を美しく思いそしてゆたかな気持ちになれるということを平和としてささげたいくらいだった。「EUREKA」の宮崎あおい、「リリイ・シュシュのすべて」の蒼井優、「家電のように解り合えない」の青柳いづみ、「パンドラの匣」の川上未映子、「ヒミズ」の二階堂ふみ、極東の片隅でこんなキリストの誕生にほど近い奇跡がときどき起きていることを世界中のひとびとは知らない!
 けれどわたしはラストシーンだけは好きではなかった。「がんばれ!」の声とともに東日本大震災の被災地の映像が流れるけれど、それはあたかも被災地に向かって「がんばれ!」の声が向けられているような演出だった。染谷将太も二階堂ふみにも被災地は関係ない。もちろんわたしにも関係ない。「すべてのひとに関係がある問題だ」ということは「あんたには関係ない」と言われているにひとしいとわたしは思う。


 2月13日(月)

 会社にいった。帰った。それから家でいろいろやろうと思ったけれど、ねむいねむいーと思っていたらいつのまにか眠っていた。


 2月14日(火)

 いちおう朝の6時に目覚ましをかけたのに起きたら8時をすぎていた。さすがにまずい時間だったので食パンを食みながら会社へ駆けていった。
 朝起きたら机のうえに納豆のパックがのっていた。となりのMKさんがあからさまに「はやくつっこんでよ」という様子をしていたけれど、わたしは全速で会社に走っていったのでうまいぐあいにつっこみもできないで1分くらいあとで「納豆がありますよ」と言った。「ほんもの?」と訊かれて、「まさか」と言ってふたを開けて中身が麦チョコだと確認した。MKさんは「ほんものなら腐ってるものね」と言った。わたしはなんと言っていいかわからなくて笑っていた。
 AIさんがやってきて「泣いてよろこんだか?」と訊かれた。「いいえ」と答えた。




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