スポンサーサイト

--.--.--(--:--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





スポンサー広告 トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

Draw 2

2012.04.10(00:41)

ドン・キホーテ (WRITERS X)ドン・キホーテ (WRITERS X)
(1994/04)
キャシー アッカー

商品詳細を見る

 4月8日(日)

 今日は会社のひとたちとお花見だということで、朝にむりやり起きて、大宮駅でUくんとSAさんと待ちあわせをして買いだしにいった。大宮公園というのはそういう名前からしてとても大宮駅からとても近い場所にあるはずだと思っていたけれど、遠かった。ドンキホーテによって買いものをした。SAさんはドンキホーテにいくのはものすごくひさしぶりだと言っていて、わたしも人生で2回めくらいだった。「いかがわしい!」とSAさんは言っていた。わたしもそう思った。
 てんてこ歩いて大宮公園についてお花を見た。Iくんは今日は6時30分くらいから場所とりをして、「僕もう花見飽きましたよ…」と言っていた。中国人のKさんがやってきたらサングラスをかけていた。てかてか光っていた。「北朝鮮の工作員みたくなってるよ!」とか「銃殺されそうだ!」とかみんな以外にひどいことを言っていた。わたしは消されたくないから黙っていた。どこからやってきたんだろうかと思うくらいたくさんのひとがいてちょっとよくわからなかった。MKさんがおべんとうをつくってきてくれるという情報をNさんから聞いていたわたしはだいたいそれを食べにいったようなものだった。わたしはそれを食べた。それはおいしかった。ちいさなおにぎりにちいさなラベルがはってあってそれに具の名前が書いてあってそれなんだかかわいかった。つくってきてくれた食べものを次々に指さして焼いただけーレンジであっためただけーと言っていたからそれはそれはかわいかった。となりがMKさんだったからわたしはたのしかった。なにを話したのかは覚えているけれど覚えていない。ぺっこらぺっこら紙コップを揺らしてお酒を飲んだ。4時まえにはお花見も終了になって帰りはじめて、Iくんが「MKさんが材料めっちゃあまってるっていうんでMKさんちでUNOやりませんか」と言うので、SAさんとAYさんとIくんとでいった。UNO!
 帰り道、SAさんがMKさんに重曹のすばらしさを伝えた。重曹をつかえばあらゆるけがれが清浄化されることだろうと言った。Iくんが「こんなに重曹をすすめるひとをはじめて見ました」と言っていた。でもMKさんは真に受けていて「えー買います買いますー。帰りスーパーよっていいですかー?」と言って、スーパーにいって重曹とSAさんがすすめたよごれがものすごく落ちるスポンジを買っていた。
 MKさんの家までてこてこ歩いていった。おそろしくととのっていてそこにあらわれていた空間とわたしの部屋を比較するとわたしの部屋はごきぶりのための部屋だということがよくわかった。つまりわたしはごきぶりだったんだなとようやく気づいた。そこに気づくまでどうしてわたしはこんなにもかかってしまったんだろう。わたしはじゃっかんこたつをばかにしていたので、「ほら! こたつだよ! こたつ! はいっていんだよ!」と言われた。みんなでこたつにはいった。UNOをした。MKさんがこたつに顔を押しつけてふにゃーみたいなことをやっていた。「ねーリバースしてー! Aちゃんにはドロー2できないけれど○○くん(わたしの本名)にはできるからね!」とか言っていたのでものすごくドロー2されたかった。こんなにもドロー2されたいと思ったのは生まれてはじめてだった。Iくんがオムレツつくりますよと言ってオムレツつくってわたしはなんにもしなかった。オムレツが運ばれたとき「食べますか?」とMKさんがみんなに訊いていたのでびっくりした。「食べないという選択肢があるんですか?」と訊いたら「そっか、そうだよね」と言っていた。食べた。


 4月9日(月)

 会社にいって朝ごはんを食べた。
 仕事をしてそれから帰った。帰って部屋の掃除をして、キャシー・アッカー「ドン・キホーテ」をすこしだけ読んだ。

 
 もし私が誰のことも愛さないなら、おまえは存在しないから私はおまえを愛するよ。
       ――キャシー・アッカー「ドン・キホーテ」

 キャシー・アッカーの「ドン・キホーテ」は愛についての小説であることを隠そうとはしていない。けれど、それがあきらかにされたところでわたしがそれが愛についての小説だということに気づくかどうかはわからない。あきらかにされたもの、あきらかにされたひとびと、そのあいだにはつねに距離がある。でもときどきその距離に気づくことがうまくできない。気づいたあとはいつでも、その距離をなかったことにしてしまう。そしてときどきわたしたちはこうつぶやくしかなくなってしまう。
「わたしは書きたいものを書いているだけだ」





コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://kizuki39.blog99.fc2.com/tb.php/1021-26f9aabe
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。