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勅使川原三郎「呼吸」@神奈川芸術劇場

2012.08.28(23:21)

世界のすべての七月世界のすべての七月
(2004/03/11)
ティム・オブライエン、村上 春樹 他

商品詳細を見る

 8月24日(金)

 会社にいった。仕事をいっぱいしてそれから家に帰った。


 8月25日(土)

 朝起きて食べるものがなくて、しかたなくクリーニング屋さんにいった。このまえだしたときにお金をとりすぎてしまったと言われてなんだかお金がかえってきた。うれしかった。
 図書館にいってティム・オブライエン「世界のすべての七月」と小島信夫「月光・暮坂」を借りて電車にのった。電車のなかで「世界のすべての七月」を読んで、歳をとることにグロテスクな恐怖を感じた。関内で降りたらその日は野球の日だからたくさんひとがいて、わたしは野球にはいかないで神奈川芸術劇場までてこてこ歩いて、勅使川原三郎「呼吸」を見た。わたしにはよくわからないけれど、たぶん彼の作品はこの世界で見られる光景のうちもっとも美しいものだと思う。照明に照らされたひとがただ身体を動かしているということだけでもしもわたしが感動できるのなら、それはにんげんが、光が、たしかに美しいということだと思う。そしてそうやってたしかに美しいものはじつのところとてもとてもすくないんだと思う。舞台のうえでおこなわれなければいけないことはたぶん身体の出現で、その出現がなければたぶんわたしは身体の存在についてほとんど永遠に気づかないままのように思う。言葉もふくめて、ものごとはまず出現してしまわなくてはいけないはずで、なんらかのあとにやってくる身体はやってくるころにはもうわすれられてしまっていんだろう。
 帰りにてこてこ歩いていたら、野球場のまえに正座をしているひとがいた。彼のまえにはブリキ缶がおいてあった。赤いブリキ缶だった。




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