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拙い獣からずっとはなれて

2009.12.30(18:07)

拙い獣からずっとはなれて
 わたしは過呼吸を獲得している
  牙には親が住んでいる
眼球には姉が 睾丸にはそして兄が
 わたしは針から遅れながら
  拙い獣からずっとはなれた
      田螺のこびりついたカーテンが
夜になる   部屋の内部から拡散する夜は
 かわりにわたしを部屋に閉じこめる
かつてわたしは古い雨だった
     いまは氷になり
  つめたい瞳をいたわりながら
 古い雨のふりをしている
       獣は部屋からも遠くはなれ
(わたしは)
   古い雨にうたれて汚れきった
          アリバイの歌をうたう
もう(とっくに)いつだってそして
         噛んでいきてきた
 甘えようとすました
    耳から飛ぶ蛞蝓の羽根
光のあるほうには    駱駝のなかの果実
        いつでも光と部屋がいる
 生え抜けた牙で手を洗う
  蛇口からとめどなく流れる幽霊が
わたしの    たいせつをかろうじて保つ
  衛生治療が必要だ
     わたしは鉛筆で兄を切ろう
贖罪はパンで
        経過を記すためのコップを
    イスラエルで買う
 わたしはまだまだ巻尺を持ち
               兄の祈りの
                 身長の
             トートロジーの
              比喩をはかる
まわりはじめた獣は宇宙になる
    わたしたちはごにんの場所に
              ふたりでいて
さんにんのアリバイを
   巻尺で保つ 断絶の雨が降る
            雨と夜のあいだで
わたしたちは獣の手だ
 睾丸のなかには銃殺が入っている
    顔面にはパスポートが描かれている
  雨が
   わたしの待機を切断しようとしている
光とひかりの
    破片が彼方をまわり
          舌の崖に降りたつ
公開と十字架そして旗の注ぐ
         わたしたちの部屋の
           さいごのけだるさ 





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