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ネオ・サクリファイス

2009.10.13(18:13)

 その新しい場所で釘を拾う。女の子も、男
の子も、裸のまんまで手をあげるから、殺さ
れた、ん、だ、

 と、思った、

すくなからず蟻がたどる道を歩けば心臓が見
つかるとして、僕の骨は墓を掘るほどには元
気がない、髭がぽとりぽとりと落ちて雨の裏
側に侵入していく。
 
                  2章
                 きみの
               胎内を鰻が
             泳いでいるその
            事実が悲しいんだ

3章

わたしは待ったことがなかった。いちどたり
ともひとを待つことがなくわたしの足は建物
に向かった。遮光カーテンのひかれたその部
屋のなかでわたしの足は泣き、その都度、C
Dはくるくるとまわった。わたしの足は充足
だった。わたしの足はわたしを王様としてわ
たしに王冠をあたえた。ついにわたしの足は
わたしの森だった。森のなかと部屋のなかで
はうさぎが繁殖し、ひとつの木にたいしてじ
ゅっぴきのうさぎがいた。わたしの足はうさ
ぎを吊るした。ひとつの木にたいしてうさぎ
がじゅっぴきも吊りさげられるならば、わた
しの足はまんぞくだろう。でもちがった。わ
たしの足は不意に泣きだす。わたしはまちが
っていた。わたしは反省をした。手ですくえ
るだけの光をあつめて雨降りの世界に放った。
パンを持って愛を買いにいこう。そして愛を
かためた長靴を履こう。旅路の果ての虫けら
に光があるのなら、わたしたちは、まだ、幸
せだろう。足にはふさわしい大地があり、森
はそれをつくる養分でしかない。うさぎはぶ
らさがりながらもじゅうぶんに美しい。そこ
に汚さを見るならば、足をまだ拭きたりてい
ないわたしの気持ちだ。そしてわたしの待つ
相手がわたしがかつていた場所に来るのは、
いつも決まって、その時間。

            4章

 ハイ・リ・イシュー、マザーファッカー、
ノン・スタイル、イン・マイ・ライフ…エメ
ラルドのディジタル機器に頭をぶつけなさい。
わたしたちの守護はほど遠く、硝子に頼るに
はまだ歯の本数がたりない。回復されようと
願いなさい。急激に進化しようとしなさい。
あなたの形態はまだ不完全であり、あなたの
心臓のかたちはまだ整っていないのだから。
自分をいつでも侮辱しなさい。ところかまわ
ずにキスをしなさい。あなたが好きなひとに
は特に念入りに。汚れたふりをしなさい、サ
ークレット・オン・ザ・プラネット、スノウ
・アンヘル、バッド・バッド・バッド・ナイ
ト…サクリファイス、今夜、あなたのいちば
ん大事にしている場所の毛をひとりきりで剃
りなさい。恥ずかしがってはいけない。大事
にしなさい。

 5章

骨を抜いて。
 あなたのそばにいさせて。
あなたの心臓が固形でいるあいだ
    わたしにその傍で佇ませて。
それでも
                 いいよ。
 旋廻しているだけは
  得意だった。ずっと
           得意だった。





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