スポンサーサイト

--.--.--(--:--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





スポンサー広告 トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

足首は首からじゅうぶんに遠く

2009.10.03(18:14)

水のような音をたてて、あなたは聴くべき音
楽を聴く。かたわらにはわたしの睡眠が流れ
ている。膝下のプールのなか、足首がそっと
こそげ、飼ったことのない猫の首が飛びだし
ている。

水のような音をたて
あなたは聴くべき音楽を聴く
そこには森はなかった
猫の首があり
かたわらには睡眠があり
音楽が流れていた
わたしは膝下のプールに螺旋を描き
足首をそっとこそいだ
飼ったことのない猫の首が飛びだしている

復讐は
  (わたしの満足のなかでだけ睡眠と)
                 等しく

わたしの伸ばした手は        もう
指をなかったことにしている
あなたの腹が動くたび
わたしは虫を探そうと思う
この世界には黄金色がたりない
塗りわけられたあとには       もう
黄金は発生しないのだ         と
恋人に言われたから
せかいは滞りなくおわる
わたしは毎日
せかいのおわりがてら恋をする

終わりを前提としての恋は、猫たちを発情さ
せる。わたしはゴムになった猫のぶらさがっ
た森で待っている。花で飾った剣をにぎり、
あなたからもらった指で髪を束ねた。わたし
は恋愛と決闘をする。せかいの終わりを所有
する恋の心臓を、わたしは靴の裏にしていた
い。わたしは目が青くなるまで待つ。だけれ
ど、死を前提とした会話はわたしよりは始ま
りやすかった。

「凍えたうさぎを踏みつけながら わたし」
「 それでも女の子が噛んでいるガムの 」
「   ガムのなかの天国まで手を伸ばす」
「 お墓をもぎとる手はきれいだった? 」
「 お墓をもぎとる手だけがきれいなら 」
「       たとえば       」
「あなたが油虫の集合体であっても愛せる」
「そう言ったあれは       ぜんぶ」
「あなたを愛するための        」
「            うそだったよ」
「   翼を怖れる飛行機が      」
「      かまきりの脳を刺しながら」
「   うすむらさきの世界を飛んでいる」
「それからの背景として   わたしたち」
「白い顔  を  して  見 せ る 」
「 せめてわたしたちだけ白い顔をして 」
「その左側のわたしは    白い顔の下」
「そっと  !  嘔吐をくりかえす  」

そうやってせかいを孕む
         ちぎれてしまった世界を
愛と蜂蜜で濡れた唇の端ではさんで
         中指でかきだしたあとの
               いる場所で





コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://kizuki39.blog99.fc2.com/tb.php/1095-1fc9f036
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。