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薔薇と野獣

2009.06.30(18:34)

きみはあたしのちんこを踏まないのか?
春と夏を間違え生えつづけるきのこ、
照れてゆだる、
天を向いて発射する、
発射して世界の終わりを、
きみが、
いつも電気のスイッチをきってしまうから、
同時に消える、
携帯電話で光る、
みどりいろの発射たち。
の魂。
きみはあたしを褒めたりあたしの表皮を褒めたりすることに必死だ。
忘れ(て)ないか?
そのためだけに牛乳を飲み、
クリームと一緒に体毛を剃るのにな。
親と蟻に嫌われて、
指の股を洗うのだ。
にじゅうさんさいの乙女。

「にんげんになるための唯一の手段はきみがあたしのちんこを踏むことでした、きみが雷雨に怯えたり授業をさぼって眠っていたりするとき、あたしは方法論について歌っているのです、髪の毛が勃起して、すぐいっぽんのこらず抜けおちてしまうのです、白昼の音楽室で、脳、脳細胞が死滅するのです、あの子、あの子の水気を含んだくちびるがかわいいのです、そのはしっこから雷雨が流れていきます、落ちて落ちて、あたしは悲しくなり、きみは人生を大事に生きることで必死だから、あたしのちんこを踏みのがすし、どこの会社からも内定をもらえないのだ、と思います」

恥ずかしがって話をしないあたしは乙女だ。
黒薔薇のように繊細で気高く、淫乱な貴族だ。
茂みのなかの横顔が醜い。
きみがあたしのちんこを踏まないことで薔薇が死滅する。
いつまで世界を壊しつづけるつもりなのか、
いつまで世界に咲きほこるつもりなのか、
嘘をつくなよ、
もう、嘘をつくな。
乙女は口をつぐみひとり泣く、
ミシン針の細やかさで壊れた世界が構築される。


にじんだあとには感情を下敷きに、
すべてが同一になる。
形も。
骨も。
魂も。
散花をひきずったまま、
あたしの足からずれていく。
泣きたいんだよ。
あたしのちんこがきみの任意の場所でねむるとき、
あたしはこの世界最後の野獣になる。





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