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いくつかの連続した部屋の隅を並べ

2009.01.09(18:49)

いくつかの連続した部屋の隅を並べ
いちばんはじっこの
窓の隙間から入ってくる鮮明な陽射しが眼の前で結ばれるとき
博愛の指先に喉を破られ
私は少しだけ死ぬ
からくりを旅だたせようとしてしまった
ぬけがけばかりの放浪者が
子供のためだけに時計の針を持ちよる
単純な回顧の先に夜が濡れながら落ちてきて
それと同調しながら
少しだけの回復を楽しみ
見開きの穴を眺め泣いてしまう

墓穴に海が侵入し、私が彫ったあなたの名前を潮につける。薄かった夏はいつしか砂浜の色をためこみ、輪郭を知ろうとした明けがた、とりこまれた目の奥でむずがる私の顔、醜いんだよと私は言い、本当にそうだと、たぶん私の言うことを聞かずに答えたあなたを尊敬したい。許されなかったさまざまな時間に鈴をつけ、耳を澄ましていようと本気で言う。立ちならんだ樹木をつむぎ、葉にしげった言葉をひとつひとつ数える欠落。方法を知らなかったんだよ。いずれ落下していく飛行機から死があんなにも伸びている、私が追わないでいたことをあなたには本当にありがたいと思ってほしいのに、気がつくといつも責められて泣いてしまう。

また知らないうちに女の子のふりをしている。
私はこんなに絶望なんだ。
感情の喪失を性別の転化で補い、
エゴを天使の羽に飾りつける。
初めから持ちえなかった感情を欲し、
舌をつまらせ他人の声に怯えた。
認めたエゴを嫌悪しながら、
ひとつだけ終わる。
感情で満たされたなら僕は死ぬだろうに。
悲劇を欲しているくせに悲しみに弱く、
砂漠で尽きた皮袋に水をそそぎ、
水が欲しいと
とりわけ女の子に甘える。
星を金貨で。
エゴを買おう。
お花畑の先の森から。





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