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ガムと幽霊

2010.03.17(02:08)

俺はきみの前でだけ
 雨のふりをした女の子だろう
きみが
 俺の身体にガムを吐きすててしまうから
心臓と肺がくっついて、
 肝臓と膵臓がくっついて、
  排泄物と魂がくっついて、
きみの頭に光が射すとき
     きみは著しく混乱し  たやすく
狂ってしまうだろう
 逆さまに撃たれていく雨を見習って
いっしょに幽霊になってはいけない
 きみが俺の幽霊ではないとき
  俺はきみの幽霊になりたいと思うだろう
春に熊がはりついてとれないのなら
 ナイフで切り幽霊を切りとってやるのが
(やさしさだ
 くっついているからまわれると信じている
 草陰からずっと遠く燃えている日を続ける
 塩で錆びたギターだけがゆっくりと上昇し
ガムが)唾液にふくまれて狂っていく
「きみのまえにいるときにだけ死にたい」
「甘えないでよ」
雨が降っていた…
「」
「甘えないでよと言ったんだ」
雨が降っていた…
「」
「気持ちわるいよ」
雨が降っていた…
「」
「好きなら好きだって言えばいいのに」
雨が降っていた…
「」
「あなたを愛さない準備だけはいつでもでき
雨が降っていた…
「」
「」
「」
「」
二の腕から垂れさがる埃を美しいと知りたい
 そのまま夏のようなひとになりたい
テーブルの上で 
 頭のない犬のように回転しつづけたい
背中についたガムがとれない
 左の煙草と頂点…
スカートから伸びる足元にぶらさがる
 数多くの陰毛たちの夕暮れ
 煙草の夕暮れ
 俺たちの夕暮れ
すべてくっつけて指を噛んで
 俺はきみのアダルトになりたい
てっぺんからもう一歩
 コンクリートに近い場所までもう一歩
左手首の筋が月のかたちをする
 そんな夜の雨に





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