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セキュア

2010.03.17(02:08)

頭から斧がもれて
        「すこん すこん」
      折れまがったものたちが道ばた
ひらひらと泳いでください
「ビルが立ちます」
         「白衣を着たビルたち」
頭からもれた斧だけを救ってください
           純愛を純情で割れば
計算結果が終わっていく
 くりだされる粒子たち
  機械化された機械たちの比重/ 
   終わらないものが終わったかなしみ
あやとったあとで泣く/救うといういったい
 合一された場所でまた逢おう
「また逢おう」を馬飛びでこえていく
ふりかえったときみんな潰れていました
  白いはちまきの上から絆創膏をはりつけ
歯茎をえぐるたのしいとかなしみ/
比重をはかってくださいけれど
 指はいったい唇と同じ色でしたけれど
  宇宙へとのぼっていく太鼓たちだけれど
紙ぺらに書かれたよく知った名前が
               手紙だった
さよならをつくったから
 あとは計算するだけだった
速度ベクトルの明けない夜明け
太陽に届かないぎりぎりの速度が愛しい
めまぐるしく展開していくスカートに花束を
かばんとベルトについていったひとの陽性
笛吹きだけが帰ってこなかった
 あとにのこされた白くて薄いあれに
 のこるぬくもりはただの発射後の
 ほんとうのほんとうの
 純情がくさったもの

うそとほんとうをまぐわせたあとの草原に
ゆっくりと薔薇をはりつけている
女の子だけが拍手をしていた
ひとはその後ろで見えない磔だった
降りてきたのはひとつぶのさよなら
さよならがさよならをしてさよならをつくり
ひとはとっくにさよならになってしまった
天国の門をくぐりぬけるふりをしながら
必死になって頭を割っていた
斧を抜こうとすればするほど
石が総体になって転がっていった
大地から直線にのびてください
決して折れまがらないように
だれからも卑怯と言われないように
宝物を牛からとりだしてきてください
決して求められないように
だれからもきのこを恵まれないように
猫が泣いた
おまえはもう猫だった
いつもむかしも
だらしがない





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