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G戦場のパンダ

2010.03.14(02:09)

ちぎれたパンダを先頭に
 貝を掲げた行列が走りつづけた 火は燃え
氷は凍てつき 月は
 横顔を誘惑したままの
「わたしは
    わたしのパンダとしてきみに捧げる」
そのかわり つめのあいだに残ったその
     そのかたつむりを
 世界の憎悪のメタファにしてほしい
「レトロな西瓜の種」赤く塗られた
 電気塔「十本の刀の、」その下の下
にあるはずの牛 わたしはけだものを前面
にだしたはずの牛        きみを
少しでも正しくしないようにと 塩をふった
「古臭い語尾から花びらが垂れさがってるよ」
わたしはそれをチロルと呼ぶだろう
 あらゆるもののうしろで
  股に生えた毛をむしっている
わからずやの 燃えない服
「夜のうちにまだ立ち」「つづけ」
切ったものの数で手のひらをこすり
いま なお そしていまと わたしは
 行列がわたしを歯ならびにするだろう
あたえられた状況のなかで応答する
 わたしたちの前科
あたえられた心臓のなかで黙祷する
 わたしたちの前科
「しっぽを抜いてしまいました」
「でもそれは」「首が曲がったことでした」
「唾を置いていってくださいね。」
「それと唇でいいからサインしてね。」
「あと気持ちわるいからもうこないでね。」
ずっとずっと
前面のパンダを先頭にして
    ぐしょぐしょにして
       きれぎれにして
しっとりと唇で噛みながらもわたし
            の葉書として送る
わたしたちは凍てついたまま
 足首から生まれたにんげんに綿を貸し
  その「利子」として爪掃除の夜が来る
法則を練りあげれば
(いつベッドの足からベッドにのぼれるのか)
 待ちわびたまま
わたしはあと何度
わたしの顔を回転させていればいいんだろう
 指をいっぽんいっぽんはずして
ほらそれでもう滑りがよくなった気持ち」
血のふきだす先端に 柚子をつける
見てごらん
「結界ね。」
気がつけば行列は政治に向かっている
 政治のなかでだけ 皮の向けた生魚を売る
パンダだけが砂浜にいてくれた、
   わたしを待っていてくれた。
愛しているんだ、そうパンダ、
      それからパンダは電池がないと
              もう動かない。





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