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ラディッシュ

2010.03.14(02:10)

もうすこし空を見飽きたら
ちょっとずつでいいから死んでいこう
蛍光灯に蟻の列が焼かれている、
硝子管は砕けちり
その隙間で
薔薇のかたちをした顔がまわっている
売ったあと買いもどしたのは
ただの触角なんだろう
めんぼうを手にした服が破れそのままにして
マネキンにカードをわたす
わたしは夕暮れに排気しようとしている
カードが真っ黒に染まったのは
人形の尻から流れでるタールのせいだ
と水道の蛇口をひねるひとが言う
顔を洗わずに唇だけを洗うから
彼女は劣化が激しい
だけどわたしの手のかたちは蟻に似ている
わたしの蟻は
彼女のスカートの下を顔で射殺している
その位置関係のなかでだけ
正しくあろうとした
ラディッシュが
一枚ずつはがれおちていく感覚で保たれる
見えすいたキーホルダーもあり
裸にくっついている
いらない毛を剃る日も残っている
そして夏が始まる
使いきったスプレー缶に精液をつめかえ
物売りのプラカードに
愛していると描いた
彼女は部屋のなかで脱臼していた
清涼飲料水と檸檬を買ってくる
愛するつもりで絞って
それでも
毛髪は抜けるんだ
わたしは
花束のひとつひとつにくっつきながら
最果ての街で好きでもない海老を食べる
きみの骨のかけらが落ちる部屋に帰りたい
けれどそれにはまだ
青色の財布がたりない





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