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ミモザを直角に

2010.02.28(02:14)



女の子が
セーラー服を着て
フェンスの斜めうへに
やもりのやうにはりついてゐた
ぱんつから放尿が
直角に落ちてゐた
頬に照りかへした白い空は
夏、
なのかもしれなかつた




俺の存在をわたしが否定し
わたしの存在を俺が否定し
きみは
ひからびたオレンヂだつた
水気もなく
愛情もなかつた
そんな程度が
俺の首筋からぶらさがつてゐた
ひよいと猫がやつてきて
一口齧つて
ぺつと捨てた
ほんたうのきみはそれを拾つて
塵箱に投げた
オレンヂはもう
俺の首筋に
ぶらさがつてゐなかつた




朝起きると
朝が目玉焼きを焼いてゐた
おはやうと言ふと
おはやうと言つた
それつきり
朝はこめかみに拳銃を当てゝ
脳味噌を弾でぶちぬいた
つくりかけの目玉焼きは
フライパンの上で焦げてゐて
わたしはまよねえずをとりだしながら
今日は会社に行かなくてもいゝんだ
と思つた



たゞの通信を終末しながら
わたしはかたいパンを殴つてゐる
棒は
逝つた
教会の尖塔にわたしの皮がさゝり
いつぱう
わたしはかたいパンを殴つてゐる





頭から落ちる人間は退屈な花に似て
背中を刺さうとする人間はわたしの
親に似てゐる
ミモザを直角にして
わたしは飛んでいく
ひなぎくの影に
蛙の魂を置きざりにして





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