スポンサーサイト

--.--.--(--:--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





スポンサー広告 トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

ヘンゼルとグレーテル

2010.01.30(08:19)

足の裏には(ずっと もう)
(歩くたび) 女の子がはりついてはがれず
           (潰れて)きれいに
 なっていくのが続いていた
(月のような)靴が
 (氷のような)音をたてていた
「草を食む牛の足裏には牛がついている」
                 ならば
            人類の足の裏には
                亡霊が?
                 ひとは
 頭と足の裏をつないで
        「ようやっと」     
             ひとのかたちを
              つないでいる
                  から
 氷のような音をたてて
           生きている
  旋回する側のわたしは燃えていて
  告白する側のわたしは凍っていて
 (果実はもがれ、
         他人は許され、
  猿は焦がれ、
        わたしは産まれ、)

  だれよりもやさしくなりかった
 切りさかれた肖像画の紙屑で
            他人の歌をうたう
やれやれわたしは牛の骨だ
  しぼって、こぼれる。ミルクたち
わたしの出発。わたしの歴史だった
    全部! 
げろの奥の魂から測れる世界の全部!
          わたしを真っ白にして
(どうしようもない、顔         
  うらがえった顔、
   金魚の泳ぐ下半身、
    野菜畑のような頭髪、
     災害を喜ぶ唇、)))
やれやれわたしは牛の骨だ
       靴の裏でだけうたえる肖像画
 歌とは草の汁のことだった
 正しさとはわたしのことではなかった
   case.1 靴の裏に肖像が描かれるとき
   case.2 口を開いたひとがうたうとき
青硝子の鼠の対面で
    鳩の角度に折れまがったわたしたち
              は燃えていた
真空の音楽は正しさで撥ねて
 「いつか」を粘りつかせた
    わたしは頼りない粘液だったけれど
 ふりまわす傘はひとをえぐっているけれど
  コックをひねれば爆発してしまうけれど
 体温が上がりすぎて地球を救えないけれど
ほんとうのヘンゼル & グレーテルは
 氷を拾ってわたしのあとを  ついてくる
わたしを焼くためではなく
    わたしと友達になろうとついてくる





コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://kizuki39.blog99.fc2.com/tb.php/1171-f2c43dde
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。