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恋愛群

2010.05.24(01:29)

わたしの雨音は 夢のなかで眠るだろうか
 光を発する面影に恋をして
眺める速度に絶望するのならば
 初めから論理と抵抗と革命を愛せばよかった
たとえるならば髪は流れ
たとえるならば脊髄は溶け
さらさら さらさらと口内は
    不純な異性となるだろう
おいぼれとの性愛がそんなに楽しいか
見果てぬ夢は煙草の火で焼きつくせるか
 他愛のない電車をしりぞけ
  レールにぴたりと耳をあてる満足を
   内臓のうちに抱くことができるのか
ほんとうのことがらを探した
 わたしの頭上から舞いおちるちらしたち
寿司をめくる熱さでほのぐらい洞窟を照らし
 猿の毛皮をむきだしにしてまで
愛をとりだしたいと思うのか
 鉄壁の巨人がわたしとわたしのあいだに住みつき
荒野の狼たちは月に吠えながらなお
 母親の肉を舐める
銃口をとりだしわたしの顔面とくらべればいい
 それはわたしの眼球よりもなお黒いだろう
黒さは地球の表皮とうつりかわり
 緑青はさまざまな色あいでわたしを犯すだろう
葉のうらにはりついたひとひらの恋愛
  にんにくの皮を剥ぐような手つきで
わたしの首を締めつけるひとひらの恋愛
胡乱な怪獣がスリッパでつぶされたとき
 わたしのなかで目覚める 
肉としての極限
 複雑としての都市群
気が狂うまでやってくれ
 骨と骨とのあいだに穿たれた
  わたしの唾液に恵まれた爪痕で





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