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骨のない桜

2010.06.15(22:47)

今日も 僕の家の庭でマッチ売りの少女が死んでいた
 片耳を犬ころに食われて 大量のみみずが
滴り落ちていた
(あまりにもかんぺきなしたい(ららら(ららら
わたしたちのものとなったとしても
 宇宙のひかりはそれでも大量の騎士を焼いている
マッチ売りの少女に放火する(きみに会いたくて放火する
 塩素をふくんだ肉体がわたしのおなかのなかで膨れ、
あがっていく旅先にじょうずに手をふることができるよう
 庭に植わった だいこんのかたちをした犬の首を狩る
きゃべつ畑に謝罪をして(きゃべつ畑に謝罪をして
それから マッチ売りの少女を火にくべよう
 青い炎が 煙もださずに燃えている
空にはスカートが浮かび パラソルたちが逃げていく
 剣を失った神殿に 救済の色をしたにんじんを供える
さまよえる仔羊 その顔にはりついたわたあめに笑う
わたしの恋人のふりをしたオペラ 灼熱が
  ピアノといっしょに突撃していく (そっと豚
殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ (そっと豚
 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ
骨が桜に見えてしかたない
 甘口のシロップがきみの脳天から落っこちてきて
ぜんぶ わたしの顔面にあたる    その奇っ怪な棘が
 ぜんぶ わたしの唇を食いちぎって逃げていく
放射能を絵に描いたあの男の子 、は たぶん 
 かなしい顔をして猿にさらわれていったんだと思う
べつになんでもよかった わたし 、は
 荷車の荷台で同じくらいかなしいかおをしていたから、
石鹸を口にふくんだあとで
   きみに謝りにいこうと思う
猿にさらわれていってしまうとき くすくす
 笑っていてごめん 、と わたしはけれど   きみが
わたしの家の庭にマッチ売りの少女を捨てていくのを
  たまらないくらいに醜く思う
左辺をきりとってから 右辺を解剖する
 わたしの骨の内部の理科室、 にて
            解剖がやさしい顔で泣いている
へどろのような床をすべっていく銀色を
 助けたいと思いながら手をふって見送る
戸棚のなかで仔羊が泣いている 、
             射殺されていくのはパラソル
標本がひらひらと飛んでいく真夜中に
 わたしは夕暮れのためのパンくずをまいている
いっつも ごみ箱のなかでだけ猿の死体が見える
そびえたつ煙草の塔に 火をつけなかったあのひと、 は
 砂漠へゆく  電灯にはいつも薔薇の横をつけていた
ものがなしい語りべたちは おだやかな顔で 遠い
   水底に沈んでいく
鎧を着こなしたひとにキスを見舞う 100億の女子高生、
 きみたちは、戦争を知りすぎているからもうこわい。
僕から遠く隔たってくれよ
 銃声が聴こえないほど遠くで わたしは落下傘を待つ
ぜったい無敵な太陽たち、
 米をとぐ猿たちを照らすぜったい無敵な太陽たち、
肌色を思えよ、
 べたべたと塗るくらいでもいいから、肌色を思えよ、





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