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撃鉄を埋める

2010.11.14(01:14)

わたしの身体のなにもかもが
 いつも新鮮なわけではないのだからと
わたしは きみのかたちをしたものを
 受けとりたいと思う ふたつの指のあいだを
すりぬけるようにして   きみの雫が落ちていく
ただれきった炎を 槍にして
甘い鍋のなかでいまだにうらんでいる
     …おまえには石を投げてやろう
猿のおしりを見た日からどれだけの炎を数えたか
 光はいつのまにかわたしの靴裏となって
世界は わたしの歩く速度にあわせて点滅する
  「俺はおまえをきらっているよ」
 「殺したいくらいだよ」
「いつおまえを殺せるのかなって」
 「どきどき どきどきしてるんだよ」
ときどき 愛しているんじゃないのかと思う
 わたしの身体は 透けているんじゃないのかと思う
脳味噌いっぱいにつまった石ころを
  おまえの手でとってしまいたいよ
      手のいっぽんでいいから貸してくれと
こたつのなかで頼んだら わたし
 小鳥が燃えていたよ 僕たちは小鳥を毛布でつつみ
きみの寝台のうえで 毎日燃やしていたんだよ…
  惑星をぐるりとまわしてまだあまるくらいの
唾液がほしかった きみのへその
 とびっきりしたにある 不埒な結婚を思う
そして誕生日 
 に げろ を吐く速度で
社会の天井をノックした「こんこん」「こんこん」…
…おまえはまだそこにいますか?
…ずっと俺の靴は女だったよ」
「おまえさ 俺は女を履いてたんだよ…」
 「おまえにそのかなしみがわかるか」
「気づいたら死にたくて死にたくてしょうがねえんだよ」
吐瀉物がひらひら飛んでいく月曜日
 わたしたちは結婚をしました
  墓場が冷蔵庫を贈ってくれます
 だから僕は撃鉄を埋める
一生をかけてもいいから 
この世界の地雷のすべてのかわりとして
                 撃鉄を埋める
 かちかち鳴らして でも僕はおまえを撃たない
しかしながら僕はおまえを撃たない   





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