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頭蓋骨のなかの鳥

2011.05.16(23:53)

 俺とおまえのあいだに横たわる深い闇の
隙間を縫うように くらげのかたちのした
                雨が降る
おまえがかたわらにいるだけで 
 俺はおまえを決して許さないだろう
石鹸でやぶれた肉体を洗う 
 臓物が泣きながら
  仔犬のふりをしている… 連続殺人には
               理由がない
きみが泣けないのも同様に 理由がない
 臓物のなかで雨が降りつづいている
 頭蓋骨を鳥が
 黄金色のくちばしでつついている
確約された場所を花びらで埋めつくし
 黒い帽子をその贖いとして折りつづける
少女は
まだ裸足のままかたつむりを追いかけている
わたしは
まだ追いつくことができないだろう

おまえがかたわらにいるだけで
 おまえはわたしを決して許さないだろう
塩のようなものが俺のまわりを飛んでいる
魂がくるくるとまるまって 
      世界のつならりを嘲笑っている
たやすく達成できたものを階段にして
 まだまだ2ばんめのランドセルで
             自慰をしている
なかには臓物がつまっている そのついでに
 きみが荒い呼吸をしながら埋まっている
墓場の4隅には
      人形がはりついていてとれない
村人は鍬を持って盗賊を殺している
 1匹の盗賊 
 その兄である2匹めの盗賊
 その妹である3匹めの盗賊 
 その父である4匹めの盗賊
世界という名で呼ばれたものは
  もはや革命の残滓でしかなかった
くまのぬいぐるみに愛をつめて
 マッチを買いにいった少女はけれども
  そのぬいぐるみじたいが
  巨大な
  マッチだったことに
  どうしても気づかない
 まだ売りつづけようというのか
  泣けないまま 
  荒野で転倒を続けている男たちに
  かける言葉を買いにいく





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