スポンサーサイト

--.--.--(--:--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





スポンサー広告 トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

非現実日記

2008.05.25(02:15)

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国でヘンリー・ダーガー 非現実の王国で
(2000/05)
ジョン・M. マグレガー

商品詳細を見る

眠れそうにないので日記を書きます。

「映画のポケット」に参加するために東京へ行きました。
せっかくなので映画を見にいこうと思い、
渋谷の「シネマライズ ライズエックス」という映画館に行きました。
いわゆるミニシアターなるものを行ったのは初めてなので、
ここは本当に映画館かしらと思いました。
入ったら僕以外に誰もいませんでした。
映画館ばかりとは名ばかりで、
「注文の多い料理店」みたいに、
とんでもない罠が待ちうけているのかもしれないと妄想してました。
ぼこぼこにされて身包み剥がされるシステムなのかもしれないと妄想してました。
でももちろんちゃんと映画が始まりました。僕以外にも人がいました。

見たのは「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」というドキュメンタリーです。
たまに思うのですけれど、
こういうものをわざわざ見にくるのはいったいどういう人たちなんでしょう。

ヘンリー・ダーガーは部屋のなかにひきこもって死ぬまで一大物語を書いていた人です。
その著作は15000ページにもおよび、世界最長の小説として知られています。
とてもおもしろかったのでちゃんと感想を書こうと思ったのですけれど、
どうもだめです。
ダーガーの書いた小説の内容は、こんな感じです。

『グランデリニア』とよばれる、子供奴隷制を持つ軍事国家と、『アビエニア』とよばれるカソリック国家との戦争を描き、1万5,145ページに及ぶ物語である。アビエニアを率いる7人の美少女戦士、ヴィヴィアン姉妹が主人公である。彼女達は何度も敵に捕まるが勇気と機転で抜け出し最後には勝利する。また、ダーガー自身がジャーナリストなどとして登場している。(Wikipedia)

くわしくは言いませんが、子供たちがあれこれされていました。


ガス・ヴァン・サントの新作とか、「アイム・ノット・ゼア」とか、
いろいろ見たいものがったのですけれど、
たぶん映画館でしか見られない「非現実の王国で」を選びました。
本当は、
イアン・マキューアン原作の「つぐない」を見る気まんまんだったのですけれど、
うまい具合に終わっていました。
マキューアンの原作「贖罪」が映画化されると聞いたとき、
「おいおい、できるわけないよ」
と思ったのですが、評判が上々なのでぜひみたいと思っていました。
どうせDVDがでるでしょうからいずれは見たいです。


本屋で立ちよみしたR・D・レインの「結ぼれ」がどう考えても傑作です。
欲しいです。


「映画のポケット」はおもしろかったです。
僕は、何かを明確に求めて映画を見ているわけではありません。
自分が漠然と求めている何かがあり、
それをひょいと飛びこえてぶつかってくるようなものが映画には必ずあり、
僕が求めているのは○○を求めているとは説明できないものです。
日本映画において、その一部は溝口健二によって解消されましたけれど、
ある意味ではその対極として、
中平康が僕のなかの漠然と求めていたものを提供してくれました。
すごい監督がいるものだと思いました。
問題作の「混血児リカ」。
混血児でスケバンのリカが出所し東北で行方不明になった友達を探す、
みたいなストーリーだと思うのですけれど、
ここだけでつっこみどころが山ほどあります。
すてきです。

打ちあげの席では、
映画を見るという作業が命がけであることを知りました。
みんな人生や生命を(リアルに)かけていました。
「映画ハンター」みたいなタイトルで「アフタヌーン」あたりで漫画化すれば
爆発的ヒットになる、
わけがないと思いました。




コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2008/05/25 13:42】 | # | [edit]
こんばんは。

僕はヘンリー・ダーガーをまったく知らず、うわさを聞きつけて行った口ですが、すごかったです。
ヴィヴィアン・ガールズのあの動きはすごかったです。絵を動かすというのは、必ずぎこちなさが入りこんでくるものですけれど、それがグロテスクさとあいまってとても神秘的なものになっていたと思います。
ヴィヴィアン・ガールズというネーミングセンス、そしてダーガーの耽美的センスとあいまって、ずいぶん感心させられました。

ダビッド・べーという作家は、ぜんぜん知りませんでした。教えてくださってありがとうございます。チェックリストにくわえておきます。
【2008/05/26 02:06】 | 桜井晴也 #oSfzfPCQ | [edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2008/06/02 22:38】 | # | [edit]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://kizuki39.blog99.fc2.com/tb.php/247-637f8c65
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。