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映画のポケット Vol.12

2008.08.31(13:20)

時計じかけのオレンジ時計じかけのオレンジ
(2006/12/08)
マルコム・マクドウェルパトリック・マギー

商品詳細を見る

諸々の事情で2回休んでいた「映画のポケット」に出陣した。ゲストは真魚八重子さん。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=2558145

http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/

紹介された映画でもやはり自分に愛着のあるものが気になってしまう。「時計じかけのオレンジ」はバージェスの原作も良いけれどキューブリックの映画版も良い。例の3Pのシーンも「何じゃこりゃ」と衝撃を受けたけれど、けっきょく1番印象に残っているのはオープニングで、音楽に載せてカメラがまっすぐひいていくシーン、アレックスその他のあまりのかっこうよさには感動した。
それにしても、「時計じかけのオレンジ」や金井美恵子の小説に小学生のうちに自覚的に触れるという体験がいったいどういうことなのか、想像がつかない。小学校の頃、11歳の僕はいったい何をしていたのだろう。たぶんサマルトリアの王子を探していた。
金井美恵子はもちろん幼少の頃から(小学校低学年頃だったか)映画を積極的に見ていたらしく、確か初めて覚えた映画監督の名前がジョン・フォードだったとか。それもまたそれですごく、いったいどういう映画体験だったのだろうと思うが、少なくとも僕の場合、監督と映画を結びつけて映画を見るという行為は大学生になるまで理解できなかった。普通の人は監督で映画を選ぶということはあまりしないのではないかと思う(これには世代的な問題もあるかもしれないけれど)。
金井美恵子にしても真魚八重子さんにしても、本当にすごい人はやはり映画を早い頃から意識的に触れていて、僕などは大学に入るまで本も読みもしなかったし映画も見なかったしで、それにはコンプレックスを多少感じてしまうのだけれど、もう時間はもどらないし、「失われた時間」などと言うことは失礼なので言いはしないけれど。
真魚さんがタルコフスキー「ソラリス」にたいして「こういうものは中学か高校で見ておくと良い」ということを確かおっしゃっていて、それはおそらく芸術というものをピュアに信じられる時期、という意味だと思う。
ゴダールやらタルコフスキーやらに触れはじめる時期、それこそ「芸術礼賛」とでも「芸術信仰」とでも言っても良いような時期はあんがい多くの人に訪れるのかもしれなくて、この病気にかかるとあからさまな芸術的なものを芸術的というだけでおもしろいと思いこむ。
「ストーカー」の例のトロッコのシーンなんて、真魚さんがおっしゃっていたとおり本当にトロッコが動いているだけだ。でも病気にかかっている人は「美しい!」とやけに感動する。トロッコが動いているだけで。実際、パラジャーノフとかデレク・ジャーマンやらゴダールの映画とかを礼賛するのは病気そのものなのだ。僕はちょっと前にゴダールの「軽蔑」を見たが、あんなもん部屋のなかで男女がおしゃべりしているだけの映画だ。ただ僕は本当におもしろいと思う。病気だから!
真魚さんにしても鈴木さんにしてもそうだけれど、それにしてもなんで昔見た映画を覚えているんだろう。僕はもうそれはそれは覚えていない。小さい頃に何を見ていたのだろう。人造人間13号とか14号とか15号とかで出てくる映画は映画館まで行って見た覚えがある。あとは「学校の怪談」か。それぐらいか。

   ◇◇◇

僕にしては最近よく映画を見ている。

幾原邦彦「劇場版 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」
普通の人があたりまえにやらなくちゃいけないと思いこんでいることを「んなもんどうでもいいよ」と切って捨て(建物の構造とか)、普通の人がやっちゃいけないと思いこんでいることをやる、良質なアニメ。無駄にえろい。
どうでもいいけれどamazonで見ると監督の名前が川上とも子となっている。川上とも子は声優だ。

ゴダール「軽蔑」
おもしろい。ゴダールにしてはストーリーがわかる。

リンチ「マルホランド・ドライブ」
意味のわからないことで有名だが案の定意味がわからない。「ストレイト・ストーリー」を見たときも「インランド・エンパイア」を見たときもこれを見たときもおもったが、リンチはあんがい好きじゃないかもしれない。楽団はいない!

    ◇◇◇

チェーホフ「桜の園」を読んだけれど、チェーホフは意外に好きじゃないかもしれない。飽きたので斉藤美奈子「モダンガール論」を読んでいる。革命派の女性のほうが保守派の女性より戦争に積極的だった、というあたりがおもしろい。あとは覚えていない。




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