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5分間の仮初め

2008.09.13(23:08)

いい子は家でいい子は家で
(2007/05)
青木 淳悟

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無事学務係から合宿所の正式な予約をしたとの電話連絡ももらい、金曜日に振込みもすませ、9/21~23の北軽井沢でのゼミ合宿の準備が割合ととのった。はずもなく、僕はうっかりその合宿で自分も発表しなくてはならないのを忘れていた。八月頭の台湾での学会発表を終えてから今までの僕の総研究時間はおそらく1秒を切っていると思われるので、もはや「これから何を研究するか」などと阿呆なことは言っていられるはずもなく、「これから何を捏造するか」に僕の生命がかかっている。まだ正式に連絡はしていないが、合宿において僕の学年3人で2時間の発表時間が一応とってある。僕は5分で終わるのでほかの2人に残りの1時間55分を発表してもらうことになるだろう。レ・ミゼラブル。

   ◇◇◇

目前に迫る嫌なことはとっとと忘れるに限るので、明日は東京に遊びに行ってくる。久しぶりに演劇を見ようということになり面倒くささと戦いながら必死に探し、らくだ工務店の「めぐみのいろは」に決定する。おもしろいかどうかは本当にまったくわからないが、演劇というのはいつもおもしろいかどうかまったくわからずに見にいくリスキーなエンターテインメントなのである(甘めの採点基準で4勝1敗、辛めの基準では2勝3敗)。
だいたいちらしと3行くらいのあらすじを見て直感で決めるので、劇団の方は内容なんぞどうでもいいからちらしとあらすじに思いきり力を入れればいいのではないかといつも思う。
フェルメールをついでに見にいこうかと思うけれどここまで騒がれると逆に行く気をなくし、だいたいあの美術館は5時までしかやってないのでいけない。そこでBunkamuraで「ジャン・エヴァット・ミレイ展」を見にくと決まる。「おお、『落穂拾い』の人じゃん!」という理由で決めたのだけれどもちろん「落穂拾い」の人はジャン=フランソワ・ミレーであってジャン・エヴァレット・ミレイではない。そもそもミレーなんかが来たらもっと騒ぎになっているはずだ。たぶん一緒に行く人も「落穂拾い」のミレーだと思っているはずだがとりあえず黙っておく。そもそも、これはまったく幸運なことであるが、どうせミレーだろうがミレイだろうが僕の眼では区別はつかない。

   ◇◇◇

最近見た映画では黒沢清「カリスマ」がべらぼうにおもしろかった。黒沢清と言えば「CURE」が有名だが、「CURE」よりもおもしろい。道に寝かせた人に槌をふりおろして惨殺するシーンが最高に良かった。「CURE」でも確か殺人シーンにのりのりの明るい音楽をかぶせてあったけれど、今回もぜんぜんそういうシーンじゃないのにRPGにでも使われていそうなやたらさわやかな音楽が使われていて、大変良かった。オチはうっかり笑いそこねてしまったがちゃんと笑うべきだったのだろうか。

「ピンチョンが現われた!」で有名な青木淳悟の「いい子は家で」を読んだ。なかなかユニークな作風で笑えるところがいくつかあってそんなには悪くなかった。中篇の「ふるさと以外のことは知らない」はもはや興味の範囲外としか言いようがなく読まなかったけれど。

カフカの「審判」が本当におもしろい。
Judy and Maryの「THE POWER SOURCE」ばかり聴いている。

   ◇◇◇

アントニイ・バージェス「時計じかけのオレンジ」が早川epi文庫で再販された。幻の最終章もきちんと収録されているらしい。最終章なんてべつにあってもなくてもどうでも良いと思うけれど、これを機会に読んでみたらどうだろう。「ライ麦畑~」が好きな人はわりと好きかもしれない。




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