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きみの嫌いな街の日当たりについて

2008.10.03(12:43)

マクベス (新潮文庫)マクベス (新潮文庫)
(1969/08)
シェイクスピア福田 恒存

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まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)
(2005/01/19)
山井 教雄

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メールで単位が取れているかどうか問い合わせたところ、案の定取れていなくて、悲しかった。
「46点が合格で、44点です」と言われた。44点しか取れないのもまったくどうかと思うけれど、あと2点くらいこっそり恵んでくれたらいいじゃないか。ちゃんと出席していたのに。本を読んでまったく授業を聞いていなかったのが悪かったんだ。うん、それは悪い。今年からは授業に出たらちゃんと授業を聞こうと思った。そうじゃなかったら、僕らはいったいなんのために授業に出ているっていうんだろう。

   ◇◇◇

山井教雄「まんが パレスチナ問題」を読んだ。「まんが」とあるけれどまったくまんがではなく、また、あまりに衝撃的なオチに茫然自失した。このミス1位は間違いない。共存という問題はたんじゅんではなく、「憎しみの増加」だけでなく、国としてのシステムの問題もあるだろう。イスラエルの人たちは自分たちが世界から爪弾きにされているような感覚を持っているかもしれない、二千年ものあいだ自分たちの確固たる国を持たず放浪してきた、というのはいったいどういう思いなんだろう。そういう歴史はおそらく「語り」を通して今の時代の人の「感覚・習慣」に結びつき、パレスチナ人の行動によってその感覚を裏づけられてしまう。ようやく国を持ったユダヤ人、それによって難民と化したパレスチナの人たちはお互いにいがみあい、そうやって憎しみが募っていく。9.11以来、暴力の連鎖、正義の不明ということが世界を覆っている。「9.11の黒幕がアメリカだ」と何割かのアメリカ人は答える。それはとても怖いことなんだ。
歴史が重たいのは、現代の人に習慣をもたらすからだ。習慣となった憎しみはかんたんには消えない。すごく怖い。
「習慣」となるから宗教は信じられる、と僕は思う。日々を生きる僕たちの一挙手一投足が、何気ない宗教の断片と結びつくときに、宗教は宗教として機能する。すべては日々の彩りで、日々の色を変えるには、あたりまえだけれど何十年という歳月が必要なんだ。

   ◇◇◇

「マクベス」の奇妙さはなんだろう。カフカにも似ておぞましく、解決がつかない。不条理にも似て、裏に怖い。焦燥の感覚と血の残酷。「マクベス」はとても怖い。

   ◇◇◇

僕の知っている2つのブログが、圧倒的なリアリティを持って迫ってくる。そこにはおそらく文学と呼ばれるものが裏側にしか存在していなくて、だからたとえばどんな出版物としての文学よりもよほどある方向性に洗練されていて、いちいち表には出てこないけれど、僕にとって、途方もなく重たい。やばい。またへんなテンションだ。現代でもっとも価値のある文章だと本気で思っている。




コメント
うーん、そういわれるとそのブログが気になってしまいます。
【2008/10/03 13:54】 | 名無し #- | [edit]
「管理者にだけ表示を許可する」にメールアドレスを投下するか、僕宛てにメールを送るとURLが送られてくる仕組みです。
【2008/10/03 16:23】 | 桜井晴也 #oSfzfPCQ | [edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2008/10/04 09:54】 | # | [edit]
残念ながら、メールを送るとエラーになってしまいます。
原因はよくわかりませんが、すみません、もう一度アドレスを確認してコメントください。
【2008/10/05 21:51】 | 桜井晴也 #oSfzfPCQ | [edit]
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