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RADIOHEAD Japan Tour@さいたまスーパーアリーナ

2008.10.05(01:31)

いくぶん疲れているので、短めに書こうと思う。
日比谷シャンテシネで上映されるビクトル・エリセ「ミツバチのささやき」がどうしても見たくて、「世界でいちばんかわいい女の子が出てくる!」、「世界でいちばんきれいな映画だ!」と無理やり友達を説得して、一緒に見にいく。この手の映画を見るには「慣れ」とか、あるいは「いろいろなものを放っておく」という能力が必要かもしれなくて、たとえばきのこ狩りのシーン、イサベルが死んだふりをするシーンなど、つい見入ってしまうほどの光と影の優しいコントラストにうっとりできればもう勝ちだ。エリセのカメラは不必要に荒く、またときどき痛々しくなるくらいに優しい。イサベルが猫の首を絞めるとき、その残酷さはどこにも発散されず画面の奥にくすぶり、アナの心の奥を乱していく。脱走兵の消失を知ったアナは父親を恐れ逃げだし、そこで感情があふれて不意に泣きそうになる。

   ◇◇◇

RADIOHEADのライヴに行く。私は小さな会場で行われた小谷美紗子のライヴに2度行ったことがあるだけで、経験が幼い。さいたまスーパーアリーナなんて初めてでどきどきした。
今回のライヴで私はRADIOHEADの好きな部分嫌いな部分がわかったような気がした。私が好きなのは「The Bends」や「Kid A」で、「Hail to the Thief」や「In Rainbows」になるといくらかついていけないところがあった。音が複雑すぎて頭ではおっつかない、すべての音がフルに聞こえるライヴではもってのほかで、たぶん私はもっとシンプルなものが好きなのだろう。
演奏者たちが演奏しているという感覚、それは演奏者たちを間近で見て、そのしぐさを了解できるくらいの間近で見てこそ受けとれる感覚であって、もちろん演奏を大音量で聴けるというのもひとつのポイントではあるけれど、演奏の感覚を同じ空間で得ることができるというのはもっと大きなポイントなのだ。上から下を見下ろす。人々の手が波うち、うさぎのように跳ねていて、私はああはなれないな、と突然思う。

   ◇◇◇

明日も日比谷シャンテシネに通い、ビクトル・エリセ「エル・スール」、アンゲロプロス「ユリシーズの瞳」、「永遠と一日」を見てくる予定だけれど、たぶんどれもこれも眠くなる映画に違いないので、この任務は果たせないかもしれない。

   ◇◇◇



何故かニコニコ動画で「ミツバチのささやき」があるけれど、この画質ではきのこ狩りのシーンの美しさやちょうど5分過ぎのアナの可愛さがちっともわからなくて、悲しい。

   ◇◇◇

ニコニコ動画にはタルコフスキーの「サクリファイス」や「惑星ソラリス」もあるけれど、やはり画面の美しさがちっともわからない。





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