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この世界でかつて行われたあらゆる陰謀についての12章

2008.11.23(22:54)

尾花仙朔詩集 (日本現代詩文庫・第二期)尾花仙朔詩集 (日本現代詩文庫・第二期)
(1999/05)
尾花 仙朔

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 8月22日、アテネ・フランセまでストローブ=ユイレの特集上映を見にいく予定であったが、友達が「前橋のグリーンドームで家電フェアをやっているので行かなくてはいけない」と言うのでついていった。友達は何か買うつもりでたくさん金を持っていった。俺はうっかり下宿先から金を持ちだすのを忘れて全然持っていかなかった。
 着くとすでにライヴが始まっていて、よく知らぬ4人組男子がステージの上で踊り、その後、よく知らぬ女の子がステージの上で歌っていた。蚤の市に向かった。蚤の市は蚤の市らしく、もう四年くらい倉庫や店頭に置かれていたと思われるぼろぼろのダンボール箱がそこらへんに転がっていた。
「ヘッドフォンを買いにきた」と友達は言ったが、特にヘッドフォンは売っていなかった。「空気清浄機が欲しいよね」と俺が適当に言うと「そうだよね」と友達が言い、空気清浄機のまわりをうろうろしはじめた。「まじかよ、こいつ」と俺は思った。暇なのでうろうろしていると、「この5万円のパソコンがお薦めですよ」と1万円しか持っていない俺にスタッフがからみついてきた。俺は怖くなって友達のもとにもどり、「とりあえず休もう」と言った。地下に休憩所があって、ちらしについている券を切って持っていくとポップコーンかジュースを一杯くれるらしかった。俺が販売スタッフのもとに近づくと、彼女は笑顔で「メロンフロートなどもありますよ」などと言った。俺は「それをください」と言って券をさしだした。しかし彼女はとまどった顔で「えっと、これは無料なので、その券は次回ご利用ください」と言った。意味がわからぬ。とりあえずメロンフロートが飲みたいのでメロンフロートをもう一度要求すると、彼女は笑顔で答えて俺にメロンフロートを無料でくれた。しかしよく掲示を見ると「小学生以下のお子様にはメロンフロートを無料でプレゼント!」と書いてあった。何故彼女はこんなおっさんにメロンフロートを笑顔で薦めたのか、そんなに俺はメロンフロートを物欲しそうな顔で見ていたのだろうか。これはおそらくほかの客たちに「わー、何あのおっさん、小学生用のメロンフロート飲んでる。きっとわがまま言って店員からもらったんだわ。ぷすすー、笑っちゃうわよね」と思わせ俺に恥をかかせるための陰謀に違いなかった。その後、買いたくもないDoCoMoの最新機種の説明を聞いた。俺は携帯電話に関する研究をしているくせに携帯電話に別に興味はないようだった。籤引き券をもらった。友達はポーチが当たっていたのに俺はボールペンであった。
 吉澤ひとみが来るというので見なければいけない、という流れであったが、吉澤ひとみを見るために列なして整理券を求めている人の群れを見て唖然とした。俺は「立ち見でも見れないよ」と友達に20回くらい言って、グリーンドームを後にした。
 スマークというよくわからぬ施設が新しくできたというので、帰りに寄ろうと車を向けた。明らかに1.5キロ以上ずっと渋滞していてちっとも進まず、発狂しそうになった。北関東というのはそういう世界なのだと、俺はあらためて知れた。70分ほどしゃぶしゃぶした後、友達が「マラソン用に靴を買う」と言った。「俺は形から入るほうだから」と言った。その翌日、つまり今日の朝、彼は「今朝、この寒さではマラソンなどとてもできないと実感した」と言った。俺はこいつは天才ではないかと思った。

   ◇◇◇

 今日は高校の模試の監督のアルバイトだった。俺の教室には生徒がふたりしか来ず、たったふたりのために監督していた。高校の掲示を見ていると、「文系の学部の授業は超楽しそう」と思い気持ちが沈んだ。

   ◇◇◇

 ここ最近、自分が考えていることをふりかえってみると、つまり俺は「頭がおかしくなりたい」と思っているらしかった。しかし、それもまたひどく醜いことだった。「頭がおかしくなりたい」という発想は、どこか普通とはずれた人がそれゆえに感じる苦悩や悲しみをすべて無視した思考だ。それを引きうける覚悟もなしに(そして俺はいつもそうであるように、何の覚悟もない)「頭がおかしくなりたい」と思うことは、もはやその人間に対する侮辱だ。俺はいつもいろんなものに甘えている。思想にすら甘えている。醜さの極悪。

   ◇◇◇


 
ストローブ=ユイレの特集上映もそうであるが、気になっているイベントがとてもたくさんある。

 ◇勅使川原三郎 身体実験劇場「ない男」

 予約した。金はまだ払っていないが。横浜トリエンナーレで硝子の上で踊っていた男。俺はそのパフォーマンスを見ることができなかったが、評判は高かった。酒井幸菜のダンスに触発された俺はいろいろなダンスを見ようと思っている。酒井幸菜に関連していろいろ調べていると、ピナ・バウシュという名前がごろごろ出てくる。ピナ・バウシュに関しては俺の尊敬する某お方が、今年の来日のステージのことを日記でお書きになっていた。それを読んで俺は激しく行きたいと思ったが、もちろん手遅れであった。とりあえず当面の俺の人生の目的はピナ・バウシュを見ることだが、踊り、およびそれに準ずるパフォーマンスに出来るだけ慣れておくのが良いと思い、とりあえず勅使川原を見にいくことにしたのだった。

 ◇レオナール・フジタ展 上野の森美術館

 俺はレオナール・フジタとやらは知らぬが、どうもいろいろな意味で怪しい。名前からして怪しい。明らかに似非芸人である。

 ◇東京ELECTROCK STAIRS Wピースに雪が降る

 前述の酒井幸菜出演。俺が生まれてから23年も経った。しかし、俺はHIP-HOPというジャンルの音楽を良いと思ったことが生涯で一度もない。これに行って、もし俺がHIP-HOPというものにわずかでも興味を持てたなら、それはすばらしいことであろう。と息巻いていたが、日程の都合上行けない可能性が高い。俺には酒井幸菜への恩があるため、勝手に宣伝、幸せな人はこのイベントに行くと良いだろう。

 ◇吉祥寺バウスシアター 「門外不出! 8ミリ映画地獄篇」12/13
 
 門外漢なので、真魚八重子さんのブログを参考にすると良いだろう。俺は邦画オールナイトベストテンを挙げようとして10個も挙げられなかったほど邦画に愛のない男だから、たまにはこういうのも悪くないと思っている。本当に行くかどうか、知らぬが。

 ◇小谷美紗子Trio TOUR2009冬 @ 渋谷CLUB QUATTRO 1/27(火)

 平日にやりやがった。授業後、急いでかけつければ間にあうだろう。



 ◇◇◇

 ほかにもいろいろあるが、死ぬほど面倒なので書かない。寺山修司の写真展が銀座でやっている。




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