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小説家になるための三箇条

2008.12.06(01:07)

 小説家になるための三箇条

 1.猫が好き
 猫を二匹以上飼う、自分が飼っている猫でなくてもそのへんにいればとりあえず餌をあげる、迷い猫預かってます、猫を主人公にした小説を書く、好きすぎて過去に猫を惨殺していたことをカミングアウトする、などなど、若干ハードルが高い。

 2.雨が好き
「雨」のことを「雨降り」と書く、ペットに雨という名前をつける、などなど。小説家は外が晴れていたり曇っていたりするときは何も書かなくていいのに、雨が降っていたらそのことを書かなければいけない過酷な商売なのだ。

 3.ユーモアがある
 ここでオチを持ってこなければいけないのだけれど、何ヶ月考えてもオチが思いつかなかった。21世紀では大切なことだと思う。僕はとかく他人の影響を受けやすいのでこういうことを突然言うわけだけれど、世界をじっと眺めてみれば、その半分くらいはけっこうおもしろいものだと思う。

   ◇◇◇

 今日は上野に行ってレオナール・フジタ展を見た。作品がどうとか言うまえに、このおじさん、とにかく髪型があまりにもかっこうよすぎるので、そこに注目したい。モノクロ写真を見てほうほうとずっと感心していた。レオナール・フジタの作品の特徴は乳白色で、そこにモディリアーニっぽい女の人がのっている。大きな絵があってやはり大きな絵は良いものだなと思った。微妙にかわいくない猫とか犬とかも風流である。晩年の作品も展示してあったのだけれど、晩年になるといきなりエログロ風味の絵になっていてびっくり、レオナール・フジタに何があったのか心配になった。その変化の過程が唐突すぎておもしろく、絵を見ながらずっとにやにやしていた。晩年の子供の絵のほうがえろくて好き。
 夜に神保町へ行き古書店街をうろうろした。一億円ぐらい持っていたら「棚ごとおくれ!」と言いそうな場所で20分くらい迷い、ツァラ「種子と表皮」を買った。そのあとは神保町シアターに向かい川島雄三「幕末太陽傳」を見た。1時間過ぎたあたりでフランキー堺に惚れる。最近見る古い日本映画はどれもこれもおもしろいので西洋かぶれの僕は悔しい。

   ◇◇◇

 ユイスマンス「さかしま」はつまらないけれどおもしろい。ギリシャあたりの古典作家を挙げてこいつの文章はだめだ、こいつの文章はましだ、ということが延々と書いてある。さあ、声を大にしてユイスマンスに言ってあげよう。「おまえの趣味なんか知らねーよ!」
 川端を読みすすめていると「腕を自由に外せる女から片腕を借りて家に持ってかえって女の腕とぶつぶつしゃべっている」という異色の短篇に出くわす。危ない。さっき「ピューと吹く! ジャガー」12巻、256笛で爆笑した。

   ◇◇◇

 今日聴いた音楽

EL&P ベストEL&P ベスト
(1999/07/07)
エマーソン・レイク&パーマー

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