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サタデー・ナイト・フィーバー

2008.12.28(14:51)

 Wikipediaの小津の写真がかっこうよすぎないだろうか。
 12月27日は懲りずに東京へのぼった。新文芸坐に行ってゴダールを見てこようか、早稲田松竹に行って小津安二郎を見てこようか、岩波ホールに行ってグルジア映画(「懺悔」)を見てこようか、と友達と相談の上、何故か小津安二郎に決まった。
 前に韓国映画を見にきたときにはものすごく空いていたが、小津だからか、平均年齢60歳ぐらいの感じのお客様でいっぱいだった。僕が小津で見たことがあるのは「晩春」(1949)だけで、今回は「晩春」と「秋刀魚の味」を見た。これで僕の小津遍歴は「晩春」2回、「秋刀魚の味」(1962)1回という偏ったものになったわけだけれど、「秋刀魚の味」という映画は「晩春」とほとんど同じ映画なので、いよいよ偏った見方だと思う。
「晩春」は「何度見てもおもしろいなあ」と安心して後半寝た。前にも1回書いたかもしれないけれど、「女性が楽しそうに自転車に乗る映画ナンバー1」だと思う。「どれだけ楽しそうに自転車乗ってんだよ」とつっこみたくてたまらず、思わず顔がにやけてしまう。ビバ・自転車パワー。
「秋刀魚の味」の色使いというのは、昔見たドリフか何かのコントみたいな色だった。昭和の時代と言おうか。たとえば、昔のポスター、僕はクリーム色を基調とした褪せた感じのイメージがどうしてもあって、「秋刀魚の味」はそういう色そのもののような気がして「何だこれ」と思った。「晩春」と連続して見たけれど色がついていることが不可解にも思えた。
 それにしてもこういう映画を見るとあまりにもリアルな将来像を考えてしまう。たぶんこのまま生きていくと5、60年後あたりに余裕で孤独死すると思うので、生きかたを変えたほうがいいと思う。結婚したほうがいいと思う。家庭を築いたほうがいいと思う。

   ◇◇◇

 そのあとに吉祥寺シアターに行って東京ELECTROCK STAIRSのダンスパフォーマンス(?)「Wピースに雪が降る」を見た。ぜんぜんわからなかったけれど、とにかく感想はべつに書く。
 夕食を迷った。吉祥寺をうろうろしていると、通りすがりの人が「あのお店美味しいよ」と言っていたという理由だけでそこに決める。友達が2500円の料理と1500円の料理で迷っていて、僕が「俺が1500円のほうを食べるからおまえは2500円のほうを食べればいいよ」と言うとほんとに2500円のほうを食べていた。ご満悦だった。
 最近すっかり寒くなり、駅まで車で行くという愚挙を犯している。ふたりで払えば駐車料金は安くなるのでいいけれど、高校の頃は毎日この寒いなかを駅まで自転車こいでいたのか、と考えると、僕は高校の頃の僕を尊敬せずにはいられない。人は日々退化する。ああ磨耗の日々よ。

  ◇◇◇

 ポール・オースターの「ティンブクトゥ」を読んだ。表紙や犬の話という噂やそのタイトルからしてまったく期待していなかったのだけれど、これはおもしろい。ネタバレなので言えないけれど、○○する犬の話というのは、あんがい新しいんじゃないだろうか。
 オースターは徹底的に物語作家だと思う。だいたい僕は最初の数ページでつまらないと特別な理由がなければそれ以上読まない。「偶然の音楽」にしろ、「ティンブクトゥ」にしろ正直はじめのほうはそんなにおもしろくないけれど、後半からがぜんおもしろくなってくるので、オースターだけはちょっと我慢してほしい。えーいこのマゾっこ。

   ◇◇◇

 最近聴いた音楽・読んだ本

ラバー・ソウルラバー・ソウル
(1998/03/11)
ザ・ビートルズ

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黒田三郎詩集 (1968年) (現代詩文庫)黒田三郎詩集 (1968年) (現代詩文庫)
(1968)
黒田 三郎

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ティンブクトゥティンブクトゥ
(2006/09/28)
ポール・オースター

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