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金曜日には雨が通りすぎる

2009.04.24(22:35)

氷の世界氷の世界
(2006/10/04)
井上陽水

商品詳細を見る

 面接。ぷー。

 早稲田松竹にてガス・ヴァン・サント監督「マラノーチェ」と「パラノイドパーク」を見る。「マラノーチェ」については文句も感想もない。おもしろかった。
「パラノイドパーク」は良い。この映画のすごいところは、過去友達とふたりあたしの姉が買ったスケボーを持ちだし近所まで遊びにでかけたもののスケボーの遊びかたも楽しさもそうスケボーにまつわるあらゆることがわからず即刻飽きたあたしですら「スケボーかっこいい!」と思えるところだ。スケボーかっこいい。メイシーの映画だと思う。人を殺してしまった男の子にはもちろん何らかの社会的プロセスが待ちうけるわけだけれど、人を殺してしまった男の子はどんな個人的プロセスを求めればいいんだろう。彼の書く手紙はあらゆる意味で無為だ、無為だからこそ手紙は誰にも届かない、けれど「手紙を書くことを許される」というその微少(微笑)な愛が、あたし好き。メイシー好き。メイシーかわいい。髪形かっこかわいい。

 東京都写真美術館で「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ展」を見た。
 あの子はこう言った。
「おいおい、ばばあばっかり並んでる写真を見て何が楽しいんだ?」
「ねえ、芸術っていうのはそういう問題じゃないんだよ。芸術は美学なんだ。あらゆるものを愛せる可能性を芸術は内包しているんだよ。どんなものでも芸術家はその深奥に美を見出し、僕たちはそれによって新たな美の概念を獲得するんだ。ボオドレエルやランボオを見てごらんよ。つまり彼らは」
 でもあの子はもうあたしの話を聞いてはいなかった。あの子と別れてあたしはひとりで写真美術館に入り、そして30分後にひとりででてきた。出口付近ではえんどう豆が腐ったような服を着こんだあの子が悲しい瞳をして佇んでいた。
「かわいい女の子の写真を見るほうが楽しいに決まっているじゃないか!」
 あたしは激昂して叫んだ。
 あるテーマを限定し、その上でヴァラエティを構築しようとするとき、人は物語を妥協する。どれもこれもが蕾。開花させる気を忘れてしまった、春は来ない。50年後にはなおさら。

 ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」を電車のなかで読んでいてふきだす。教会のいちばんえらい人の前で30ページくらいコントしてる。なんだこの世界文学。




コメント
このところ毎日「氷の世界」を聴いています。あれ好きなのですけど、冬に聴くのは怖いので、この頃あたたかくなってきて、聴けるようになって、嬉しいです。

カラマーゾフのあのシーン、フョードルのあまりの落ち着きのなさに笑い通しでした。あんなパパぜったい嫌。もう大すき。
【2009/04/24 23:42】 | 藤野 #Wv2A/Pko | [edit]
「氷の世界」につっこまれるとは思わなかった。
季節とか心境とかによって音楽が聴けない本が読めないと言う人がたくさんいて、そういうのを聞くたびに「うらやましいー」と思います。
(なんか嫌味とか馬鹿にしているような物言いになっているけれど、ぜんぜんそういうつもりではなく!)

ヒョードルパパ最高だよパパ。
上がりまくるヒョードルのテンション、ミウーソフが(我慢できなくて)つっこむ、しかも長老は失神しないように耐えてる、しまいにぶちきれるドミートリイ。
つっこみどころが多すぎる!
【2009/04/25 14:59】 | 桜井晴也 #oSfzfPCQ | [edit]
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