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思うに、私はまもなく治癒する。

2008.03.28(16:36)

友達の車のなかに寝巻きを忘れたので、
寝るときに着たいだぼだぼの服がなかった。
姉の服に包まれて眠る。
朝起きると、
僕も阿部和重みたいな小説が書けるようになっている、
わけがなかった。

軽い風邪をひいた。
薬局まで行き風邪薬を買ったら、
好々爺がマスクをくれた。

明日は「映画のポケット」というイベントにでかける。
風邪をひいているけれど、
思うに、私はまもなく治癒する。
せっかく都内まで出かけるので、
ついでにどこに行こうか迷う。
Bunkamuraの「ルノワール+ルノワール展」ははずせない。
ルーマニア映画というのを1本も見たことがないので、
「4ヶ月、3週と2日」がいいかもしれない。
あるいはシネマアートン下北沢に行くのがいいかもしれない。
面倒がないので。
決めるのが面倒になってきたので、
当日のノリで決めることにする。
何より、
そんなたいそうな計画をたてても、
どうせ朝早く起きられない。

プリンタの表示ではまだまだ余裕でインクがあるのに、
明らかに黒のインクが切れている。
何度印刷しても黒がでない。
まずい。

昨日のうちでジャン・ジュネの「泥棒日記」を読みおわった。
奇跡だと思う。

今日は寝ていたのでアゴタ・クリストフの「昨日」を読んでしまった。
僕の読書の原書体験は村上春樹だけれど、
アゴタ・クリストフの「悪童日記」もそれに近い。
ひび割れた土に鉄柱をうちたてるような乾いた悪夢は、
純粋な悪意を加速させ、
退廃と愛を持ちはこぶ。


思うに、私はまもなく治癒する。何かが私の中で、あるいは宇宙のどこかで、やがて壊れる。そのとき私は、未知の高みの方へ発っていく。この大地にあるのは収穫物ばかり、耐え難い待機と、表現し難い沈黙だけだ。
                                 

アゴタ・クリストフの作品にはいつも大事なものが欠けている。
その欠落は、
クリストフが文盲であるかぎり見つかることがないだろう。
クリストフの重要なところは、
その欠落を埋めようとしているように見えないことだ。
欠落を抱えこみながら文章を書くこと。
そのつらさを私は知らない。 




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