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ぼくがきみに望み、きみがどうしてもかなえてくれなかったふたつのこと

2009.06.09(00:27)

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(2009/03/04)
エリオット・スミス

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 田舎の本屋さんにいちきゅーはちよんが売っていないのはまあしかたないと思うけれど、へるしんぐまで売ってないのはどういうわけなんだろう。ぷりぷり。
 闇サイトを利用し、さんにんの人間が協力して見ず知らずの人を殺した事件で、犯人の死刑を求める署名が32万も集まったらしい。自分の知らないにんげんが誰かに殺されたことにたいし、命で償ってほしいから、と自分の知らない人間であるはずの犯人の死を望む、というその行為というのは、いったい「どういうこと」なんだろう。たぶんあたしだったら署名はしない。自分の知らないにんげんが死ぬべきかどうかなんてわからないし、自分の知らないにんげんにたいし積極的に意見を持つことが、うまくできない。
 そういう個人的を感傷やディタッチメントをのりこえ、署名するのが社会的なことなんだろうな、とは思う。署名が32万も集まるということは、もちろんこの事件はとっくに社会的なものとなっていて、ああつくづく、あたしは自分のことしか考えていない。
 裁判員制度に関して、誰か知らないひとが「一般の人にわかるように、死刑などを求刑する基準を厳密化・明確化すべきだ」と言っていて、あたしびっくり。「え? マニュアル化に向かうなら、一般人を裁判員にする意味なくない?」と思った。裁判に一般市民の感覚や感情などをとりいれ、裁判をより開いたものにするために導入されたのだとばかり思っていたけれど、ちがうのかもしれない。あたしは、べつに調べはしない。しなかった。しないだろう。
 死刑のかわりに犯人が遺族に尽すことになったらどうなるんだろう。奴隷としてたくさんお世話して、お金も稼いできていっぱいお金をあげて、そういうことをずっとすると、どういうことになるんだろうか。あたしが遺族だったら、許してしまいそうな気がする。もうどっか行けよと言うような気がする。わからない。でもたぶん近くにいてほしくはないだろう。これはくだらない話だ。
 もしかりにあたしが何か罪を犯したとしたら、裁判所などという「非日常的な場所」で裁かれたくない、と書いたことがあった。でもそれはちがうのかもしれない。ひとがひとを裁くというばかげたことは、裁判所みたいな非日常的な場所で行われるのがふさわしいのかもしれない。それが日常的な場所で行われてしまったら、たぶん何より怖いことだろう。殺されるということだ。殺すということ。「これがあなたへの判決よ」とか言われてキスされたりするんだろう。うう怖い。そういうことが怖いから、ほんとうに怖くて、ばかみたいにばかなことだから、裁判所はつくられたのです。
 へんなゆめをいっぱい見た。うちのお父さんが僧侶になって長髪になっていた。「戦争に行ったことがありますか?」とあたしは訊いた。行ったことがあるわけないね。
 うへ、へんなにっき。




コメント
「死刑にせよ!」署名が32万名ですか!私は就寝前に「般若心経」を唱えるボンクラ真言宗徒なんで死刑自体に違和感ありますけど、「まー、死刑はケースバイケースかな」と思ったりしちゃいます。
でも、面識のない、しかも自分の生活を乱した訳でもない人の死を「強く求める」のはゴーマンだと思います。「目には目を、歯には歯を」を捨てたからこの国は「文明」を獲得したのに江戸時代がいいって言うんでしょうか?
ぷふー、疲れたのでとりあえず菊池寛の「敵討ち三題」(漢字間違ってたらごめんね)を読み返そうかな。
【2009/06/12 22:12】 | 上田洋一 #- | [edit]
誰かを死刑にするための署名を書くという行為の複雑さには、あまり言うべき言葉が見当たりません。
「死刑にならなければ、女性がひとりで歩けない社会になる」
と誰かが言います。
「大学生の娘がいる。とても心配だ」
と誰かが言います。

誰かが殺される可能性を下げるために誰かの死刑を望むのでしょうか。
誰かの死を望むことは確かに傲慢であるけれど、しかしもっとも傲慢なのは見ず知らずの人をいきなり殺した犯人たちであって、きっと、彼らは屑なのだと思います…。
社会のため、社会のため、社会のため、
社会のためですか。
どう書いても非難されそうなお話です。
【2009/06/13 08:00】 | 桜井晴也 #oSfzfPCQ | [edit]
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