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手紙を書いたら、切手をはってすきなひとに送ろう

2009.07.12(09:04)

ハムレット [DVD] FRT-029ハムレット [DVD] FRT-029
(2006/12/14)
ピーター・カッシング/クリストファー・リー/ローレンス・オリヴィエ/ベイジル・シドニー/ジーン・シモンズ

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 ローレンス・オリヴィエ監督「ハムレット」を見た。2時間30分をぺろりと見られてしまうのだから当然おもしろいけれど、衣装がださい…。クローディアスはときどき下半身何も履いてないように見える。レアティーズはあたしはけっこう好きで、最後の「俺はおまえを殺した。おまえは俺の父と俺を殺した。だけれど互いに許しあおう」なんてすごいかっこういい台詞を吐くんだけれど、もっこりしている。オフィーリアは頭がおかしくなったあと18割増しくらいでかわいくなる。反則だと思った。

   ◇◇◇

 ぶっつづけて塩田明彦監督「害虫」を見たけれど、こういうのを見て「多感でしかも複雑な環境下にある少女の心をリアルに描きだしている」と評価しなければならないんだったらあたしはとりあえずいろんなことに絶望しなくちゃいけない。火炎瓶を友達の家に投げこんでいる途中で(あたしは自分のうちに投げこんでいると思った)、ふっと我にかえって、燃えあがっている家を見て泣きだす少女、という描写をああいうやりかたでしても許されると思っている人間に何を言えばいいのか。およそ人間が書くはずのない手紙をべたべたと画面に貼りつけて許されると思っている人間に何を言えばいいのか。火炎瓶のシーンでは投げている人間ではなく窓をぶちやぶられて燃えあがる家を映さなくてはいけないと思った。そして手紙は誰かに送るものであって無造作に画面に貼りつけるものじゃないと思った。
 この映画のなかで宮崎あおいは明らかに雰囲気づくりをしている。カメラがどこにあってどういうふうに見られているかを意識して、それでビー玉なんかを転がしたりしている。そしてそれは映画じゃない。
 この映画で唯一リアリティがあって感動したところは、母親の恋人に犯されそうになった宮崎あおいを蒼井優が抱いて「さっちゃんがかわいそうです! 私たちはまだ十三歳なんです!」とべったべたにありえない台詞(純説明的な台詞)を言うシーンであって、たぶんこのシーンにリアリティがあるということは何か大事なことだと思う。「言わなくてもわかるだろ?」ということを表すためにあたしたちは言わないんじゃなく、言えないから言えないんだよ。この映画の宮崎あおいは「言わなくてもわかるでしょ?」と言っている。わかるわけがない。あたしは言われなくちゃわからない。言われてもわからない。でもそれでも何か「見る」ことはできるのであって、あたしが映画を見るのは何かを見るためだ。「言われなくてもわかるでしょ?」と言うときに映像はそれ以外は何も映さない。だから何も見えない。
 ただし宮崎あおいの足は見えた。電球をとりかえるため椅子にのるシーンがあるけれど、そのときの足のアップがえろすぎて死ぬかと思った。あと蒼井優はやっぱりかわいいなと思った。蒼井優はやっぱりかわいいなと思った。




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