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Still Life

2009.08.11(05:10)

フィリッパ・ジョルダーノフィリッパ・ジョルダーノ
(2006/06/21)
ジョルダーノ(フィリッパ)

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 生きて日々生活することはすごくくだらないことにもすごく楽しいことにも思えてくる、それはだから生きて日々生活をするということはすごく楽しくてくだらないということなのだと思う。三日間お祭りだった。わたしのアルバイト先はお祭りの中心地で、わたしのお店のまえでやぐらが組まれていた。お祭りはいつも他人の悪意ばかりしか見えないからきらいだ。いろんなものがきらいだったし、いろんなものをきらいになった。おみせの前にはカップラーメンが捨ててあったし、本のあいだには飲みかけのペットボトルがはさみこまれているし、チョコバナナのもげたものが床に落ちていたし、トイレは緑色の液体でぐちゃぐちゃになっていたし、レジには煙草と小銭が飛んできた。好きなものなんてほんのすこししかないんだと思った。YNから「奇跡的に夏休みとれたからあそぼうぜ!!!!!!」とメールが来たから「あそぼうぜ!!!!!!」と言ってみた。あそぼう。行きたいところにだけ行きたい。行きたくないところには行きたくないのに、行かなければいけない場所は行きたくない場所だけなんだと思う。応化棟の隙間に月を見た。辻征夫の詩集はつまらない。ジャン・ジュネの文章は何を言っているのかいつもよくわからないけれどきれい。「彼を愛していることに気づくなんて俺は酔っぱらってるのにちがいない。」とジャン・ジュネは言った。相対的にしか他人と自分をとらえられないのなら他人の日記なんて読まないほうがいいと思った。痛いし苦しい。好きなひとのことばであればあるほど、そう感じてしまう。それでもわたしは生きていた。うまく眠れなかったから、しかたなく生きていた。「嫁は昔はばかすか煙草吸ってたんだけれど、妊娠したときにやめちゃったんだ。だけど俺やめられなくて。吸ってるのばれると怒られるから一日に何回もシャンプーして、服のにおいも消して、だけど長年の経験からばれるんだよ!」と言ってあのひと笑ってた。わたしも笑ってた。




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