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自分の持っている傘について語ること

2009.11.12(06:18)

長谷川龍生詩集 (現代詩文庫 第 1期18)長谷川龍生詩集 (現代詩文庫 第 1期18)
(1969/01)
長谷川 龍生

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関根 人を殺したくなることはありますか。
長谷川 ありますねえ、それはもうしょっちゅうありますねえ。
関根 特に憎いのは?
長谷川 特に憎いのはねえ、いるねえやっぱりたくさん……。文学のわからない奴は全部殺してやりたいねえ(笑)。
     ――「長谷川龍生詩集(現代詩文庫)」より


 うぐぐ。長谷川龍生だいすきっ! 関根弘による長谷川龍生のインタビューだけれど、答えかたが宇宙人みたいで爆笑した。「レベルE」の宇宙人へのインタビューを思いだした。異常。

   ◇◇◇

「美意識は総合的なもので、映画を観る目にも服やらものを選び取る目にも、他者への態度にも、あらゆる身ぶりに関わってくるものなのに、映画を語ることはできても、自分の持っている傘について、隣の人について、語ることができないというのは貧しい」という言葉をさいきん読んで、びりびりに感動した。「あたしはそんなことはわかっているつもりだったのに」と思った。ひとはなりたいものになろうとするものだけれど、なりたいものになろうとしてなることは醜いことなのかもしれないと思った。少なくとも、そう見えないひとを好きだと思った。でもそれはちがうかもしれない。そこに醜さを指摘するのは卑怯な態度なのかもしれない。醜いとかそんなふうなことを言っている場合でなくなってきたのかもしれない。わたしは「自分の持っている傘について語るために映画なんて見てる場合じゃない」といろいろなときに思うことがあった。今はどうだろう。わからない。そんなことはあたりまえだけれど、わからないままが続いていく。

   ◇◇◇
 
 学校のことをちっともやっていない。Oさんが「論文書いてますか?」と言ってきたので「まだですよ」と答えた。最近Oさんは先生からゼミではめられているので、たいへんそうだ。わたしは何故か甘やかされているので、甘えていて、ちっともやっていない。みゃんみゃん、勉強つまんない。
 Kくんがぎっくり腰になったというので、3日連続でアルバイトをした。3日連続アルバイトをするととてもきつい。社会人になって5日連続働いたら、死ぬんじゃないかと思う。金曜日もアルバイトだ。今日は客層がわるかったので世界が気持ちわるかった。Fさんが「俺がレジをやっているから、その隙に警備会社に連絡し、警察に電話をしてくれ」と言った。Fさんは超かっこいい。話しているだけなのに「警察に電話しよう」と平気で思える男のひとの存在のしかたがまるでわからなかった。けっきょく、警察は呼ばなかったけれど、彼はチューハイを店内で飲んで颯爽と車に乗ってさっていった。「電柱にぶつかれ電柱にぶつかれ」と秋波を送ったけれど、かなわなかった。「これ生パンティが入っているんだよ…」と言ってえっちな本を買っていく新聞配達のおじさんも、「床がぴかぴかだねえ! もっと磨けば光が反射してスカートのなかがうつらないかねえ!」と絶叫したおじさんも、「俺が147円のジュース買うと『そんな高いものを買いやがって!』と怒られるんですよ。そいつは30円のわけのわからないコーヒーしか飲まない」と言う代行の仕事をしているおじさんも、けっこう好きだけれど。




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