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クロイツェル・ソナタ

2010.04.19(07:56)

クロイツェル・ソナタ/悪魔 (新潮文庫)クロイツェル・ソナタ/悪魔 (新潮文庫)
(1974/06)
トルストイ

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 わたしは、自分がまったくの狂人であり、さぞ恐ろしい形相をしていることだろうと感じ、それを喜んだものでした。
        ――トルストイ/クロイツェル・ソナタ


 基本情報技術者試験な日、電車に乗ったら、みんな、ぶあつい参考書を開いて、赤いシートを持って、「必勝」と書いたはちまきをまいていたから、エックス・デイだと思った。キリストは復活していないのかなあと思って、あたりを見まわしてみたけど、いなかった。わたしは「わたしが落ちるわけないよね」と思っていたし、ぶあつい本を持っていくのがいやだったから、薄い、トルストイの本と日野啓三の本しか持っていかなかった。
 吹上駅からものつくり大学駅までの道路には道路しかなかった。ものつくり大学のなかにはだいたい植物やベンチばっかりあって、ものつくり大学はうっかり植物とかベンチばかりつくっていたら、それが楽しくなっちゃって、ベンチとか植物ばっかりつくって建物をつくることを忘れちゃったんだろうと思った。
 わたしはずっと「クロイツェル・ソナタ」と「悪魔」を読んでいて、読んでいたらいつのまにか試験が始まっていたので、にゃーと思った。エヴゲーニイはリーザを殺すか、ステパニーダを殺すか、よくわからなくて、それでずっと考えていて、「にゃにゃ、待て待て、俺を殺しちゃえばどちらかを殺さなくてすむぞ!」とすごく頭のいいことを思いついて、ずどんと自分の頭を撃っちゃった。でもトルストイは小説を書きおわったあとで、「やっぱステパニーダを殺しておけばよかったな!」と思ったらしくてステパナニーダが死ぬ展開も考えていたらしかった。わたしはだれも殺さないけれど(たぶん)、殺そうとすらうまく思えないけれど(たぶん)、だれを殺しても、それが自分だったとしても、べつにそれはぜんぜんたいしたことじゃないんだなって思った。
 まちがって昨日夜7時に眠って、今朝は6時前に起きたので、なんかだめだぞ!と思って、罰として、朝ごはんに消費期限が切れた焼きそばを食べた。




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