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そして結婚へ…

2010.04.23(18:57)

EarthboundEarthbound
(2006/05/23)
King Crimson

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 発作的にトマトソースなスパゲッティをつくろうと思って発作的につくったら、とってもまずかった、ので、ぜんぶ食べた。ごみみたいな味がした。発作を起こした。するとわたしは発作的にトマトソースなスパゲッティをつくろうと思ったわけではなくて、なにか正常な状態で発作を起こして、でも、わたしはいつもなにが発作なのかわからないんだな。それは、悲しいことだな。なんというか、わたしたちは料理をつくっているつもりでうっかりごみをつくっていて、けれども、それは料理をつくっているわたしたちさんだけの問題じゃなくて、政治家さんとか、戦争屋さんとか、リサイクル屋さんとか、作家さんとか、そういったひとたちの問題なんだと思う。
 日曜日に三角みづ紀さんのライブに行くんだけれども、それはいいんだけれど、まいかい、まいかい、行くって、わたしはちょっと気持ちわるいんじゃないかなってひさしぶりに思った。南海キャンディーズの山ちゃんがAKBのライブでまいかいまいかい招待席をもらっていて、ファンのひとたちに「ず・る・い!」って怒られていた。だから、きっとひとを好きになるっていうのはほんとうはすごくすごく気持ちがわるいことで、わたしは、わたしが気持ちわるくなるくらいならだれかを好きにならないほうがほんのすこしまともなんじゃないかなって、よく思うよ。
 ずっとずっと、だれかに話しかける方法がわからなかった。だれかに話しかける方法がわからないから、だれかといるときにわたしは黙りこくってばかりだった。だから、わたしはだれかに話しかけるかわりに告白をするしかなかった。だれかを好きになってからしかだれかを好きになれないのは、わたしがだれかに話しかける方法を失いつづけているからだと思う。だれかを好きになってからしかだれかを好きになれないのなら、わたしがそのひとに話しかける方法は、そのひとに話しかけるまえにそのひとに告白するということだった。わたしのひとことひとことはわたしの語りかけではなくて、わたしの告白だった。だれかに話しかけるふりをしてだれかに告白をしつづけていた。けれどだからこそ、それは告白ではなかった。わたしはかなしいし、ほんとうはかなしいのかもしれなかった。それでもやっぱり、だれかを好きになることがほんとうに気持ちがわるいことならば、それはいつも告白を通した臨界として現れるものだった。ひとことひとことが告白ならば、わたしは愛を失ったままだろう。わたしの言葉はわたしの恋愛だった。だからわたしには恋愛なんてなかった。そもそものはじめから。だれかに話しかけるためにはだれかに恋愛するしかなかったし、だれかに恋愛するためにはだれかに話しかけるしかなかった。告白はその中間に咲く花だ。つめたいアスファルトは花の熱で溶けるだろう。そのときアスファルトはわたしが子供の頃見た墓にたやすく似てしまうだろう。

   ◇◇◇

 今日はかねてからのお約束どおり、熟女とデートだった。せいぜい40分間の短い、それでいて密度の濃いデートだったけれど、40分間のあいだに「あなたは死ぬよ」と20回くらい言われた。2分に1回「あなたは死ぬよ」と言われたから、わたしは「俺って死ぬんだ」と思った。
 このまえ、だれかが「失恋したひとの気持ちは失恋したひとにしかわからない」と言っていた。そんなはずがないよとわたしは思った。だれかの気持ちとだれかの気持ちが同じであるはずがないもの。昨日は喉にきゃべつが刺さって死にかけていた。なるほど、やっぱりわたしは死ぬらしかった。熟女はただしい。いつも。だから、うっかり来週の火曜日にまたデートの約束をとりつけられた。押しに弱い。かなしい。




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