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ホフェッシュ・シェクター「ポリティカル・マザー」@彩の国さいたま芸術劇場

2010.06.28(01:47)

四畳半襖の裏張り [DVD]四畳半襖の裏張り [DVD]
(2006/12/22)
宮下順子江角英明

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 土曜日はシネマヴェーラで足立正生「略称・連続射殺魔」、「高校生無頼控」を見た。「略称・連続射殺魔」は永山則夫のドキュメンタリーだと思ったけれど、いつまでたっても同じ風景が写されているだけのとんでもない映画だったので、9割以上は寝ていた。すごい体験だった。「高校生無頼控」はとんでもないロードムービーだった。なんで高校生が日本刀を持ってうろうろしているのかさっぱりわからなかった。どこをどうつっこんでいいのかまるでわからず、どこをどうつっこんでいいのかさっぱりわからなかった。すごい体験だった。たぶん3日後には忘れているだろうけれど、とんでもない映画だったと言わざるをえない。
 新文芸坐に移動して神代辰巳「四畳半襖の裏張り」、「一条さゆり 濡れた欲情」を見た。ポルノ映画なのかどうなのかすらわたしにはよくわからなかったけれど、とくに「四畳半襖の裏張り」はなによりも文芸作品に見えた。暗い部屋のなかでほのかな明かりが蛍のようにちらついていた。ちいさな光を見るのが好きだった。それが美しければわたしはもっと好きだと思った。こんなに美しい映画があるのかと思った。トイレ掃除をしている女の子がかわいかったので、「かわいいなあ」と思ってずっと見ていた。肥えた兵隊さんが突進しながらセックスの話をしていた。上官にばれて、「みーんみん」と鳴かされながらぼこぼこにされていた。たくさんの革命があって、たくさんの戦争があった。けれど、どんなことがあっても女の子はかわいかったので、それはきっとどうしようもなくかわいい女の子たちだったと思う。

 日曜日は彩の国さいたま芸術劇場まで(自転車で!)行って、ホフェッシュ・シェクター「ポリティカル・マザー」を見た。今年見たさいこうのダンスだった。なぜ侍のかっこうをしていきなり切腹しているのかちっともわからなかったし、なぜデスメタルなのかもちっともわからないけれど、音がぐいんぐいんわたしの心臓をうってきたので、それはまちがいなく物理的圧力だった。舞台は遠くはなれているのに、そこにいるひとたちがこんなにも物理的な圧力をまとっているなんて、知らなかった。わたしは彼らにうまく、押しつぶされてしまいそうになった。れべるがちがう!と思った。彼らはわたしの見るかぎりいちばん踊っていた。彼らにくらべればほかのひとたちの身体はもやしみたいなものだと思った。暗い場所で音楽に押しつぶされ、身体に押しつぶされる気持ちがどういうことなのかすこしだけわかった気がした。こんなにすごいものを見てしまったから、将来まちがってかえるになって、車にひかれてまったいらになったとしても、一度経験しているからへっちゃらかもしれない!って思った。げこげこって思った。




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