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黒田育世「あかりのともるかがみのくず」@にしすがも創造舎

2010.11.15(00:52)

 11月14日(日)

 日仏学院でジガ・ヴェルトフ集団「ウラジミールとローザ」を見てきた。なんにも調べないでいったら字幕なしだった。
「映画とは映像の芸術なのだよ。字幕なんてついていたら、ひとは字幕を読むだけで映像なんてちっとも見ないのさ。きみはこれを字幕なしで見た。だからきみは、この映画の音を聴き、この映画の映像を見る、そういうやりかたで映画を見ざるをえなかった。そうさ! きみはいまはじめて映画というものをほんとうに見たんだよ!」
 という言説はもういらない、ぜったい字幕あったほうがたのしいもん。1時間40分寝ないで見ることができたからたのしいに決まっているけれども、そういう問題じゃない。知らないひとがいるとまずいので言っておくと、ブレッソン「バルタザール~」、ゴダール「中国女」は英語字幕、パゾリーニ「テオレマ」、ジガ・ヴェルトフ集団「東風」、ガレル「秘密の子供」は日本語字幕だ。とりあえずわたしは「秘密の子供」が見られればいいんだけれども。
 にしすがも創造舎で、黒田育世「あかりのともるかがみのくず」を見てきた。泣いた。ことし見たダンスでは、ピナ・バウシュ、酒井幸菜、ホフッシェ・シェクターがすばらしかったけれども、黒田育世はもしかしてさいこうなんじゃないかと思う。ふつう、わたしが「みにくさ」を書くとき、それはつまりうつくしさを書いているということだけれど、黒田育世の舞台では、「みにくさ」が「みにくさ」のままのこっている。だから、わたしが黒田育世の美しさを書くなら、ふつうなら1回否定するだけでいいところで2回否定しなければいけない。それは、たった1回の差異でしかないけれども、その差異は場合によっては一生得られない差異だ。油断すると、ひとはすぐに美しくなってしまうから、そのみにくさをいつまでも抱えていたいなら、わたしは、黒田育世を見るといいと思う。エログロだし、絶叫だし、りんごをかじってそのかすを口から吹きだしながら彼女たちは踊って、肉体はいためつけられて、何度も何度も撃ち殺されては絶叫しつづけた彼女たちは、さいこうだと思う。泣いたよ。




コメント
黒田育世は観た(「見た」の方がいいのでしょうか?)ことがないのでよく分からないんですけど、エログロに続いてナンセンスはあるのですか?もしくはシュールなんでしょうか?
【2010/11/18 17:28】 | 上田洋一 #- | [edit]
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