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櫃田伸也展@損保ジャパン東郷青児美術館

2011.01.21(22:04)

ブラック・ムーン [DVD]ブラック・ムーン [DVD]
(2010/09/24)
キャスリン・ハリソン、ジョー・ダレッサンドロ 他

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 1月15日(土)

 損保ジャパン東郷青児美術館で「櫃田伸也展」を見てきた。櫃田伸也のせいではないと思うけれどこういう作品ばかりずらずらっとならべられてしまうとじゃっかん辟易してしまうめんもあって、でも、そういうなかで「洪水」のような作品がぱっとでてくるといままでとぜんぜんちがう色づかいに思わず眼を見張って「いい!」って思うからふしぎ、だと思いました。
 K'sシネマでルイ・マル「ブラック・ムーン」を見た。7人しかいなかった。7人の侍だと思った。「ブラック・ムーン」は傑作だった。映画のポケットで有馬さんが「少女がどうやっても鳴りやんでくれない目覚まし時計を全力で窓のそとに投げる映画」と紹介したのをずっと覚えていて見たいと思っていて、ようやく見ることができた。記憶のなかの投げっぷりよりもそうとうな投げっぷりですばらしかった。ぱんつが脱げまくるのもほんとうによかった。映像が40年くらいまえの映像と質的にちがっているように見えたけれど、ルイ・マルがすごかったんだろうか、デジタルリマスターということだろうか。2010年以降、やたら映画について「デジタル! 画質わるい!」と言われることがおおくなって、みんないったいどうしちゃったんだろうとよく思う。わたしはくらべたことがないからわからなくて、よくわからない。みんな狂っているんじゃないかと思う。ラース・フォン・トリアー「アンチ・クライスト」はデジタル上映だから、デジタルという言葉だけで怯えてしまう。狂っているんじゃないんだろうか。たとえば長谷川等伯とカンディンスキーの美しさはちがう、それぞれに美しさがあって、それぞれ見ていて気持ちがいいと思う。もしも、もしもかりにデジタル化がひとつの美しさの基準しか持たずに進行していくのならそれは反対だと思う。わたしは、1年まえに撮られたどの映像よりも、80年まえにジガ・ヴェルトフが撮った映像のほうが美しいと思う。そう信じている。けれども、それもまたひとつの基準でしかない。けっきょくは信仰の問題でしかない。映画というのはそもそも絶望的なものであって、絶望が進んでいくものでしかない。映画が変容させられるのは、映画とは関係ないところでしかない。




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