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「フェルメール 《地理学者》 と オランダ・フランドル絵画展」@Bunkamuraザ・ミュージアム

2011.04.30(23:10)

セピア色の凄惨 (光文社文庫)セピア色の凄惨 (光文社文庫)
(2010/02/09)
小林 泰三

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 4月28日(木)

 会社にいった。帰りにどとーるにいって葛西善蔵を読んで、それから帰った。
 なんにも読みたくはなくて、平山夢明「いま、殺りにゆきます2」を読んで、それからオンダーチェ「イギリス人の患者」を読んだ。現在系でイメージが羅列される文章をわたしはあんまり好きじゃないけれど、「イギリス人の患者」はすみからすみまですてきだから、あ、好きと思った。


 4月29日(木)

 おやすみだった。いまならばもしかして新文芸坐とかにいくべきなのかもしれないけれど、わたしは古い日本映画とかはあんまり見る気がしなくて、ということは、いま見たい映画というものがなんにもなくて、げんなりしていた。おやすみはいっぱいあるのに見たい映画がちっともないということがこんなにつらいものだとは思ってもみなかった。でも、そうやってほんとうにそとにでないでいると身体やこころがすぐに腐っていってしまうように思うから、しかたなく、渋谷までとりあえずでた。Bunkamuraで「フェルメール 《地理学者》 と オランダ・フランドル絵画展」を見た。フェルメールについては、ちいさい絵画ばかりで、わたしはちいさい絵画をあんまり好きくはなくて、だから、パリのオルセーにいったときもフェルメールの絵よりもほんとうにおおきなクールベの絵のほうに見とれていて、今回もフェルメールにはひとがたかっていたしあまりはっきりと見ることはしなくて通りすぎていってしまった。今回の絵でいちばんびっくりしたのは一連の静物画で、わたしが美しいと思ったのはぶどうとかたつむりだった。ぶどうにかんしては、見て、ほんとうに世界でいちばん美しい静物だと思った。きらきら輝く表皮を見て、どうしてアブラハム・ミフノンは、ピーテル・ド・リングは、コルネリス・ド・ヘームは、ヤン・ウェーニックスは、こんなにも美しい輝きを描けたんだろうと思って、うっとりしていた。オランダの絵を見ていて、海外にいきたいなと強く思った。ヨーロッパじゃなくてもいい、オーストラリア、あるいはほんとうに美しい島、海外じゃなくても沖縄、屋久島でもいいから、いきたいと思った。きれいな海が見たい、きれいな夜が見たい。旅行にいきたい。きれいなものが見たい。
 ユーロスペースでクラウディア・リョサ「悲しみのミルク」を見た。膣のなかにじゃがいもをいれて、芽がでてぺちんぺちんとつめを切るみたいにはさみでそれを切っているシーンが印象だったけれど、ほかは眠っていたのでよく覚えていないみたいだった。ぶっくおふで「ダイの大冒険」を読んで、小林泰三「セピア色の凄惨」、マキャモン他「幽霊世界」を買った。帰りの電車のなかで、村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」と「セピア色の凄惨」を交互に読んだ。村上春樹もあいかわらずおもしろいけれど、小林泰三もあいかわらずおもしろかった。


 4月30日(土)

 朝起きて、「セピア色の凄惨」の続きを読んだ。それから、TNと待ちあわせをして、「映画を見よう」ということになった。時間的にあう映画が「名探偵コナン 沈黙の15分」か杉井ギサブロー「豆富小僧」で、けっきょく「豆富小僧」を見た。後ろの席に座っていたちっちゃい子供が「こんなこわいのはじめてだよ~脱出したいよ~脱出したいよ~」とずっとさけんでいたこと、3Dエロゲーのキャラクターにしか見えない愛ちゃん(平野綾)が自転車をしゃこしゃこ漕いでいたことしか覚えていない。「日本初3D長編アニメ!」と銘うって公開された作品が3Dエロゲーと同じクオリティをしか保てていないことはたぶんものすごい問題でほんとうはだれかがなにかを言わなくていけないはずだと思うけれど、そういうことについての言葉はつねにないんだろう。予告編で見た「ブッダ」が見たい。
 サンマルクカフェでチョコクロなどを食べながら、YNと待ちあわせをして、お酒を飲んだ。会社の話をしたりした。同期の友達たちがいて、そして、その友達たちを会社というなかですらも好きでいることができて、ほんとうによかったと思う。




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